I`m traveler of the life

人生を表現し、人々に感動を

アドレナリンが出る年末年始の過ごし方。− 東京都港区 / 神奈川県 湘南地域・三浦半島

 

あけましておめでとうございます。

2016年の抱負は去年と変わらず「全力で生きる」ことです。

そして全力で生きる中でも「アグレッシブに美しく」生きたいと思っています。

 

 

 

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2015年12月31日は、田町の最も高いタワーマンション 通称"ゲートガーディアン"で朝を迎え、友人の出演した特番「ワイルド9」をみました。マンタが全国放送され、また無限というワードもお茶の間に響きました。その後はボーリングをして、ナンを付けたほうが500円安くなる意味不明な池袋のカレー屋で最後のご飯をいただき、最後は吉祥寺で星を見て年を越しました。良い締めくくりでした。

 

 

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小田急特急 NEW YEAR EXPRESS に乗車し、地元・茅ヶ崎にガン帰り。人生初のロマンスカーに興奮しつつ、年明けの街を眺めて浸っていました。

 

東京から召喚した友人たちと共に、日の出まで湘南の海岸線をドライブ。茅ヶ崎江ノ島・鎌倉と、いつも以上にブチ上がっている地元のヤンキーたちが、集会というの名のエレクトリカルパレードを車やバイクで繰り広げていて、友人たちは煌びやかな改造車と、治安の悪さに驚愕していました。ここで生まれ育ってきたので、全く気にならないし、面白い文化だと思っています。観光案内するときは今度から真夜中の海岸線を紹介しよう。

 

 

 

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初日の出を見るため、小さい頃から足を運んでいるサザンビーチへ。今年もたくさんの人で賑わっていた。ここに来ると、なんだか哀愁漂う嬉しい気分になる。「原点回帰」という言葉が結構好きなのだが、それに似たような気持ち。去年は腰越の海で、周りの人たちにドン引きされながら海でマンタをしていたので来れていなかった。今年は海には入らなかったので、寒くもないし、落ち着いていた。

 

 

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初日の出はとても綺麗だった。

なんだかいつもより、美しく、温かみが感じられた。

 

 

 

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そのまま、気持ちいい風を切りながら海岸線をドライブ。鎌倉、逗子と巡る。本来であれば、ここで解散。するはずだったのだが、助手席の友人がナビをサボり、気持ちよさそうに寝始めたので、そいつを新年無限ドッキリさせてやろうということで、神奈川県の一番南、三浦半島へと、車を飛ばした。「三浦半島に行くのはやめよう!」と先ほど決まったばかりだったのでさぞかしビビるだろう。

 

 

 

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ずっと起きてたのかと言わんばかりに、こんな雄大な自然が広がるパノラマラインでお目覚め。「ここどこ」の一言で、あんなに笑うとは思わなかった。せっかくなので一番端の「城ヶ島公園」まで行ってきた。

 

 

 

 

 

 

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ここどこ!な景色が広がっていた。

 

海がエメラルドに輝いていて、まるで、モンスターハンタークロスで出てきそうな岩肌や林の数々。いや、もはや出てきている気がする。そんな冒険心をワシ掴みにしてくる素晴らしいスポットであった。海に飛び込みにまた来ることは必至。洞窟のようなところもあり、この城ヶ島公園、完全に穴場。

 

19年間住んでいた神奈川だが、まだまだ知らないところだらけであることを再認識した。世界のみならず、この日本ですら、まだまだ見たことのない美しい世界が広がっている。この世界は命がいくつあっても足りないくらいに広いのだろう。

 

そんな具合で三浦半島を後にし、湘南まで帰還する。友人と別れ、夜は実家。家族と寿司を食べた。数時間しか居ることが出来なかったが、それでも心が安らいだ。然るべきタイミングで帰省することは大切だ。

 

 

湘南台の友人の家で、2日ぶりに寝る。始発で吉祥寺へ戻る。

身体は疲れているようだが、今年のアドレナリンは調子がいい。ブチ上がっていけと脳に命令している。素直に生きるプライドがそれに従う。現在は、用賀IC前のマクドナルドでこれを書いている。東名高速の入口だ。リュックサックの中には野宿セットとスケッチブック。やることはひとつ。

 

明日は、伏見稲荷大社で日の出を見て、初詣をしてきます。

みなさん、今年も宜しくお願いします。

 

 

続く。

【X'masはやっぱり樹海!】結局は、素直に生きて、考えて考える。− 山梨県富士河口湖町

 

 

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Merry Christmas

 

昨日、今日と「青木ヶ原樹海」を味わってきた。

去年と同じクリスマス。-11℃の中で凍えるような夜を迎えた去年が懐かしい。個人的には3回目でした。

 

メンバーは、いつもの素敵なまんたまんズ達に加え、ダブルダッチ世界チャンピオンの東大院生や、京大法学部のバトル好きな男女など、いつも通り、個性豊かな顔ぶれが集まった。

 

「おまえのこと、しっかりと知らないうちにバイバイしたけど、とりあえずめちゃくちゃ楽しかった、これからもよろしく」

そんなのが日常茶飯事の、この環境、すごい。

 

そんなわけだから、車の中の会話や、野菜を切って鍋を食べるだけでも、腹がなくなるくらい笑いころげていた。お酒なんか要らないこのメンバーのカオスコンテンツ力には、いつも感動する。

 

 

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西湖から眺めた星空や、富士山をバックにみた日の出、そして、樹海の中や山中湖畔で触れた空気は、なんとも清々しいものだった。

 

美しい自然と共に、沢山のキッカケをもらってきた。

 

 

 

ゆうぐれ   谷川俊太郎
 
 
ゆうがた うちへかえると
とぐちで おやじがしんでいた
めずらしいこともあるものだ とおもって
おやじをまたいで なかへはいると
だいどころで おふくろがしんでいた
ガスレンジのひが つけっぱなしだったから
ひをけして シチューのあじみをした
 
このちょうしでは
あにきもしんでいるに ちがいない
あんのじょう ふろばであにきはしんでいた
となりのこどもが うそなきをしている
そばやのバイクの ブレーキがきしむ
いつもとかわらぬ ゆうぐれである
あしたが なんのやくにもたたぬような

 

 

 

 

ここ最近は、すごく、考えることが多い。


自分について、仲間について、対人関係について、コミュニケーションについて、信頼関係について、人間について。命について。

 

 

 

 

ある意味で、もうこれだけできればいいや、なんていう諦めが生まれ始めている。これを自分では「成長」だと思っている。欲求がなくなってきたとか、志が低いとか、そんな表面的な話じゃなくて、自分の身の丈を知り、自分のできること、やりたいこと、しっかり見つめあった結果、見えたものだと思っている。

 

 

昨日はいろんなことがあって、いつもの仲間と深く話す機会があったんだけど、深い深いコミュニケーションがとれたこと、それに強い感動を覚えた。「やっぱりそこまで考えている人だったのね」と、そんな感じで、ひとりずつ験算ができた感覚。雑に言い換えれば、関わっている人が間違っていなかったという嬉しさ。「これからも」と、期待を膨らますことのできる可能性が無限インフィニティな仲間たち。また、プライベートな友人に関わらず、本気でビジョンを実現させようとしてる仲間も近くにはいて、環境に恵まれているなぁと、改めてこみ上げてくるものがあった。昔から、ほんと、ずっと環境には恵まれていて、もはや、自分が生み出しているんじゃないかと驕りたかぶるほどに、幸せを感じている。こんなにいらないよってくらいの恩返しをするために頑張って生きようと思える。

 

 

ただ、そんななかでも、本物を見極めるための能力というものも、身につけなければならないと危機感を抱いたのが最近のトピックスで。

 

その理由は2つあって、1つは、やはり、成長欲求がある以上、自分が本物だと思える人から学びたいということと、2つめは、他者との連動性。つまりは、どのタイミングで、誰をマッチングさせてあげるかということ。

 

前者はそのまんま。生き急いでいることがある以上は、その時間を有効に使っていかなければならない。そのためには、自分には価値がないと思った人や、時間を使いたくないと思った人とは、お互いのためにも、なるべく接さないようにしていくし、そのために、本物を見極める能力を当たり前につけていかなきゃならない、だから賢くならなきゃいけないということ。

後者は、自分で環境を構築している以上、責任はともなうということ。誰でもかれでも「すごい人!」「人脈!」と叫び、架け橋になって与えてあげればいいかというと、そんなことは全然なくて、しかるべきところで、つなぐ。この慎重さが大事だと凄まじく学んだ。そのためにも本物を知る必要がある。責任をもって慎重に行動する必要がある。適材適所。人間関係は足し算じゃない。雑に積んだ関係は、複雑に絡み合い、めんどうくさくなって、ジェンガみたいにガラガラっと一気に崩れることもある。大切に築き上げてきた人との信頼関係や、その価値を、共食いさせるのはもったいない。ガンつぶれ。それはバカすぎ。

 

 

 

最近は、少し深みに来れているような気がして、よろこびを覚える。なんかの記事で、ラストナイツの紀里谷監督が言ってたけど、「たのしい」と「よろこび」は違う。最近の感情には「よろこび」の比重が大きい。これ、ほんとに突きつめていきたいことだ。これ、ほんとにやりたいことだ。そう気付く瞬間が多くて、うれしい。

 

 

この記事ね。w

 

logmi.jp

 

ちなみに紀里谷監督作品「ラストナイツ」がちでやばかったです。リーダーシップを身に付けたい人、忠誠心について興味がある人は、絶対見たほうがいいです。てか、どんな人でも、2時間iphoneいじってる時間あるならこれみて人生について考えたほうがいいです。個人的に、強くそう思います。はじめて映画館で2回見た作品。紀里谷監督にた対して、武井壮ばりのハマり具合で、さいきんすごく楽しくなってます。

 

 

 

2015年も終盤。

去年も、一昨年も、今までの人生で圧倒的に最高な年だと、そのつど思っていたけれど、今年も、その振れ幅を、圧倒的に上回って、更新している。

 

人生は長い。あと、10年くらいは黙々と学びの精神でこの世に挑ませてもらいます。究極の修行期間。こうやって発信することも、ひとつの、インプット。思考の整理。

 

素直さ

 

これが最近のキーワード。

圧倒的な成長率で、自分が納得のいく結果を、世界を生み出していこうとおもう。

 

 

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 雑魚キャラの仮装。 

 

 

 

 記事ネタはたんまりたまっていますが、絶妙なタイミングで繰り出していきます。

 

つづく。

食中毒から学べる人生の素晴らしさ

 

昨日、自己分析についての記事を投下しましたが、実はあれは1週間以上前に執筆完了していた記事でした。

 

 

itotl.hatenablog.com

 

 

どうして昨日になって投下したかというと、1週間くらい寝込んでいたからです。

 

結構ガチで辛かったです。

 

 

 

事の発端は、11月22日の日曜日。

朝早くから新宿で勉強会を主催し、打ち合わせと終え、午後3時ごろ、ラーメン二郎新宿歌舞伎町店で遅めの昼食をとった後の事でした。

 

 

 

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小ヤサイニンニクでいただきました。個人的にはスタンダートのコール。

 

 

 

そのあとコーヒー飲んでたら、めっちゃ寒気がして、お腹が痛くなりました。

 

この日は寒かったし、まぁ二郎を食べてお腹が痛くなったんだろうと普通は思いますよね。

 

 

けど、僕は自分の体の状態について察知する能力が非常に高いので、これは絶対に体調が悪化してくるやつだとすぐにわかりました。

 

なので家に速攻帰って、あったかいベッドで寝ました。

案の定、頭が痛くなってきて、寒気がめちゃくちゃするようになりました。

 

 

 

 

「風邪ひいた。」

 

 

そう思いましたが、ぜんぜんちがいました。

寝て起きた次の日から、絶望のような1週間が始まりました。

 

 

 

1日目 発熱 頭痛 腹痛 悪寒 関節痛 下痢 倦怠感

2日目 発熱 頭痛 腹痛 悪寒 関節痛 下痢 倦怠感 軽度の痙攣

3日目 発熱 頭痛 腹痛 悪寒 関節痛 下痢 倦怠感 軽度の痙攣

4日目 発熱 頭痛 腹痛 下痢

5日目 腹痛 下痢

6日目 腹痛 下痢

 

 

 

 

久しぶりにこんなに寝込みました。ほとんどの予定をキャンセルして寝込むことに集中しました。

 

お腹がいたすぎて発狂してたし

食べ物どころか、水を受け付けなかったため、脱水症状になりかけたり、

 

あと、ベッドとトイレの往復を合計200回くらいしました。

 

 

 

3日目に外せない予定があったのもあり、落ち着いたときを見計らってやっと病院にたどり着いて、診断してもらって「ウイルス性胃腸炎」と言われ、薬も貰いましたが、

 

 

原因は、寝込んでいる時にググりまくってたら、どうやら食中毒のようでした。

 

疲れない体になるための栄養素「イミダペプチド」を摂るために、毎日胸肉を食べてるんですが、10日くらい前に生で食べたんですよね。

 

体を強くしようと思って生肉を食べたのですが、このときは冒険しすぎたようです。もう絶対生肉なんて食べない。

 

 

 

本当につらかったです。

 

本当につらすぎたので、このときの感情を綴っておきます。

 

 

1、つらいときは、この人生をゲームだと思えば、少しは気が楽になる

 

 

 

 

家へ帰っているとき、抗生物質が効いているはずなのに、駅で意識を失いそうになりました。リアルに腹が痛すぎてその場で倒れそうでした。

 

そのとき、自分を客観的にみたら、これはゲームの主人公と同じだなと思いました。瀕死の状態で次の街まで歩いている状態と同じだなと思いました。

 

ゲームをプレイしているときは、そんな痛みもわからず、早く行け、早く行けと急かしてボタンを動かします。けど、あいつら絶対つらいって。だって、瀕死状態だったり、ライフポイントがもう10とかしかないのに歩かなきゃいけないんだもん。三鷹駅のトイレにこもりながら、本気でそんなことを考えました。あのときはごめんなと本気で思いました。

 

 

そんなことを考えていたら、今度はなぜか活力が湧いてきました。

おそらくこうです。「ゲームの主人公が死にそうになりながら次の街に向かうのと、おれのいまの状態って同じだな。いま、めっちゃつらいけど、これをゲームだと思えば、一つの困難に立ち向かっているんだな。」

 

自分をゲームの主人公だと必死に客観視することで、精神的な辛さが少し和らぎました。というか、この辛すぎる自分にワクワクさえ覚えました。

 

これはどんな状況下においても「使えるな」と思いました。こう思えることはものすごく強いなと思いました。今回、食中毒になったおかげで一つ、術を覚えました。

 

 

 

 

2、ムリなものはムリと、諦める「強さ」

 

 

そんなことを考え、自分を鼓舞して、じゃあもう、どんなに辛くても耐えてやる。と思ったのですが

 

結果、ムリでした。

 

自分に鞭を打ち、雨の中、自転車で帰ろうとしたのですが、いざ、トイレから出ようとしたときに身体が思うように動かずに、お腹にも激痛が走り、結局、その場で1時間ほど座り込んで休憩を挟んでから、駅の外までフラフラと降り、タクシーで家の前まで送ってもらい、帰りました。

 

 

この時、「本気を出してもムリなことってあるんだ。」と学ぶことができました。

 

もしも、ここで「本気を出せば、なんでもできる」と思い切って、雨の中帰っていたら、途中でぶっ倒れていた可能性めちゃくちゃ高かったと思います。

 

 

「これはムリだ」と諦めることは「強さ」だと思いました。

 

 

 

3、「非日常」から「日常」へと戻った時の喜び。生きているということが奇跡に近いということ。

 

 

 

 

そんなこんなで、おそらくラーの翼神竜に侵された城之内と同じくらいの辛さを心身共に味わっていたのですが、だんだんと回復して、食事ができた時がありました。

 

あまり身体に負担がかからないよう、讃岐うどんと、豚汁を作って食べました。

ラーメン二郎を食べてからの絶食を5日間味わってからの初めての食事でした。

 

これが、死ぬほどうまかったです。もう1万円くらいする高級料理に思えました。いや、それよりウマく感じました。スーパー幸せでした。

 

この感覚を忘れてはならないなと思いました。

 

病気で寝込んでて「あ〜健康になれるだけでどれだけ幸せなことか」と思った後の、健康になり外出できた瞬間とか。あとは僕だと、野宿旅から帰ってきた時の家の有り難み。とかも同じ感動に近いです。あの瞬間はもう、生きているだけで本当に幸せだと思えて、もう生きているだけでいいやと思います。そして、いつも、これを忘れないようにしようと思います。この回数が増えれば増えるほど、人生の幸福平均指数があがってきている感覚があります。

 

この感動を常に味わえたら最高だし、この感動を世界中の人々が味わっていたらなんて幸せな世の中になるのだろう。

 

 

というか本当に、生きているだけで幸せだ。

というより、生きているということが奇跡に近いんだ。

 

 

せめて、自分だけでも、この感動をより噛み締めながら生きていこうと思います。

 

 

 

食中毒になりましたが、生肉を食べたことで、また一つ、身体に抵抗ができ、メンタルも強くなりました。最高すぎる経験をありがとう。

 

 

 

 

 

 

 

 

ぜんぶ生肉のせいだ。

 

つづく。

【就活生必見】究極の自己分析はシンプルに「◯◯をすること」である。

 

 

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「自己分析」
 
 
 
 
 
 
 
 
はぁ、嫌だなぁ。そう思う方はどれくらいいるでしょうか。
 
 
主に就活でぶち当たる壁。
そうじゃなくても、自分の分析が足りてないなぁと思うことってありますよね。
 
 
 
( 上の画像の本は朝井リョウさんの「何者」っていう小説です。自分が何者かわからない大学生がリアルに描かれていて、自分とリンクしすぎて心が痛くなる名作です。おすすめです。 )
 
 
 
 
 
そんな「自己分析」
皆さんものすごく難しいと思っていませんか?
 
 
 
 
 
 
 
全然そんなことないですよ!
 
 
 
 
はい。僕は全然そんなことないと思っています。というのも、ものすごくシンプルな方法で「自己分析」をしています。
 
 
 
それも「無限に楽しみながら」しています。
 
 
 
 
 
でもそれは、2時間ワークショップして「はい。自己分析終わり。」なんていう、短時間ですぐ出来る魔法みたいなものではなく、そもそもそんな安っぽいものじゃありません。
 
 
もっと時間をかけて、毎日毎日少しずつ行うものです。
 
 
 
 
 
 
 
はいじゃあそれはなんですか、というと。これです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「自己分析」において、僕が良いと思う方法、それは
 
 
 
 
 
 
 
「日記を書くこと」です。
 
 
 
 
 

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これ、マジでオススメします。
「日記」って誰でも存在は知っているのに、本気で書いてる人あんまりいないですよね。
 
 
逆に、「毎日、日記を書いてるよ!」という人を僕は本気で尊敬しています。
そのくらい価値があるものだと思っています。
 
 
 
僕が日記の価値に気づいたのは、2年前に日本一周をした時に「旅の日記を残そう」と思ってからでした。
 
 
 
 
以来、旅する時は必ずA5サイズのメモ帳に1〜2ページがっつり書いてます。また、半年ほど前からは時間がある時には、ほぼ毎日、日記を書くようにしています。
 
( なぜ、そこで価値に気付いたかは記事の最後の方に書いてあります。 )
 
 
 
 
 
 
 
そんな
 
 
 
「日記を書く」ことが、
 
自己分析」にどう活きるのか
 
 
 
 
 
 
がちめに書いたほうがいいと思うので、そのメリットをポイントごとに説明していきたいと思います。
 
 
 
 はい。
 
 
 
 
 
 《 日記を書くことによるメリット )
 
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1、頭の中で考えていることを可視化することが出来る。
 
 
 
まずはこれです。
 
頭で考えていることをまず書き出してみるということは、物凄く重要なステップです。
なぜなら人間は、自分のことを頭で分かったつもりでも、全然わかっていないからです。
 
 
今日会ったこと。今日感じたこと。
それを頭の中だけで記憶しておくのは、常人にはなかなか難しいですよね。
 
また、その事象から、何をどう感じたか。それを頭の中だけで深く考えるのも難しいです。
 
 
 
じゃあ、それを書き出しておけば、もし忘れてしまっても読み返せばいいし、
一つずつ丁寧に考えていけば、思考の整理にもつながります。
 
例えば、悩んでいることを書き出してみると、案外シンプルな解決策が見つかったり、今日感じたことを文字に起こしてみてはじめて自分のもつ価値観に気づいたり、良いこと尽くしです。はい。
 
 
 
 
 
2、過去を振り返ることで自分のパターンがわかる。
 
 
 
何日も日記を書いていると、「こういう時にはこういう感情が湧く」「こういう話をされると、すぐ感情的になる。イラっとする」など、自分の思考や行動のパターンがわかるようになります。
 
 
「あれ、こんな感じの日記、確か1週間前にも書いたなぁ。そういえばあの時も同じ人に会って、同じような話をしている。」
 
こんなふうに、過去の日記を振り返って分析することで、自分のパターンが掴めてきます。
 
 
「こんなヤツは嫌い」「こういう雰囲気が好き」「こういう環境だと自分を発揮できない」など、自分の好き嫌いや、強み弱みもわかるようになります。
 
 
継続していけばいくほど、その精度があがってきますし、パターンも感覚的にわかるようになってきます。これが最も自己分析になるポイントです。
 
 
 
 
 
 
3、自分という人間をマネジメントできるようになる。
 
 
 
 
2の結果、自分のパターンがわかるので
「こういう事があると、おそらくこうなるから、こうしよう」と、事前に準備をすることができます。
 
 
また、「こういう状況下だと、自分はイライラしてしまうから・・・」と過去の経験から自分を制御することができるようにもなります。
 
つまり、普段なら感情的になっている時に、理性を保って冷静に行動することができたりと、自分をコントロールできるようになります。自分をコントロールできないで、すぐ怒ったり、イライラしたり、欲求が抑えられなかったり、コレ、結構きついですよね。
 
 
日記を書き、自分のパターンがわかる。つまり、自己分析ができるようになると、自分がどんな人間なのかわかります。『自分のマーケティングデータがある』ってことです。そうすれば、どうマネジメントすればいいかもわかってきますよね。「この環境で力を発揮することができる」とか「こういう相手は苦手だからなるべく避けるとか」とか。ね。
 
これ、できるようになると、めっちゃ面白いですよ。
 
 
 
 
 
4、自己分析以外のメリット
 
 
 
日記を書くことには、実は自己分析以外のメリットもあります。
 
いくつかあるのですが、僕が大きいと思うのはコレ。
 
 
他人の悩みがある程度わかるようになる。
 
 
 
これは、自分が経験していることに限りますが、過去に自分が抱えていた悩みや新しい発見は、誰かと類似することも少なくありません。
 
 
もし、友人の人生相談に乗った時とかに自分の日記を振り返ってみてください。「この時、こうやって解決したのか」と分かれば、それをそのまま経験談としてアドバイスすることができます。意外にも、同じ解決策が使えたりします。もし見当違いでも、新たな課題を見つけるヒントにはなると思います。
 
 
 
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以上が「日記を書くこと」によるメリットだと思うものです。
 
どうですか?結構メリットありません?
全然むずかしくないです。日記を書くだけです。
 
それだけで、こんなに多くのものを得ることができます。
 
 
 
 
でも
 
「じゃあ日記を書いたほうがいいかな!」
 
 
と思っても
 
 
 
その日記を
 
「どう書けばいいのか」
 
 
が、わからない人が多いんじゃないかなと感じています。
 
日記だからなんでも自由に書いていいじゃんと言われればそうですが、それじゃあ自己分析にはなりにくいです。
 
 
 
 
 
なので、次に
 
 
 
「日記の書き方」について。シェアしたいと思います。
 
 
 
 
これ、結構重要です。
上記にあげたメリットも、この書き方をしっかり守っているかどうか、が肝になってきます。
 
 
 義務感でバーーーーッと書いていても、意味がないので注意してください。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
《 自己分析に活かすための「日記の書き方」 》
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1、主観で書く。感情的に書く。
 
 
 
 
めちゃくちゃ大事です。
 
 
 
なんだか、日記を書くというと
 
「今日は〜がありました。そのあとに〜がありました。明日はもっといい日になるよねハム太郎」「へけっ!」みたいので良いのかな。とか思われがちですが、これだと自己分析はしにくいです。だよねハム太郎?「うん。」ほらね。
 
 
その日に起こった事実だけでなく
その事実から「何をどう感じたのか」「そこから何を考えたのか」を書くこと。そして一番効果的なのは「なぜそう感じたのか」を徹底的に書くこと。
 
 
書けば書くほど、振り返った時に自己分析がしやすいですし、その瞬間にも自己分析をすることができます。ひたすら「なぜ?」を繰り返すことが自己分析のファーストステップです。
 
 
 
 
 
 
2、毎日書く。
 
 
 
はい。出ました。
もう言わなくてもわかりますよね。
 
継続は力なり。です。
 
 
継続力をあげるポイントとしては、自分の中でルールを決めること。
「この時間になったら絶対に書く!」「寝る前に絶対書く!」とか。
 
 
ただ、それができないことがあるので、僕は、暇があったらすぐ日記を書くようにしています。つまり、昼でも夜でも、所構わず記すようにしています。この習慣、結構大事かもしれません。ニッチタイムに日記を書くこと。
 
 
 
 
 
 
3、書くだけでなく、読み返す習慣をつける
 
 
 
本を読んだり、勉強をしても、復習をしないと知識の定着率は下がりますよね。
それと同じで定期的に読み返す習慣をつけること。
 
日記も書いただけでは、あまり効力は発揮しません。
読み返すことにめちゃくちゃ価値があるのが日記です。
 
 
ちなみに、読み返すの忘れてて、1ヶ月分とか読み返すと、めちゃくちゃ時間かかるので毎日、前日のを読み返すとか、週末に1年前のを読み返す時間を作るとか、何かと工夫が必要かもしれないです。
 
 
正直、読み返す前まではかなり面倒くさいんですが、読み返し始めると、ノスタルジックになったり、自分の書いた日記に感動したり、過去の自分から学べることがあったりと、お勧めです。楽しいです。
 
 
 
 
 
4、読み返して、気づいたことを、また書く。
 
 
 
3で振り返って気づいたことを、そのまま今日の日記にアップデートします。すると、日々の日記がブラッシュアップされていきますよね。素晴らしいサイクルが始まります。
 
これも感情ベースで書いていく。
「あの日に感じたことをまた感じた。こういう部分はあの頃と変わんないなぁ。」とか。
 
 このコツがつかめると、どうやって日記を書けばいいかもわかってきて「日記力」もあがってくる。
 
 
これを繰り返すことで、自分の思考パターン・行動パターンに共通点がどんどん出てきます。あとはそれをひたすらまた書く。そして振り返る。書く。振り返る。この繰り返しで自己分析が洗練されていきます。
 
 
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とりあえず、僕が日記を書く上で最低限気をつけているポイントを挙げました。
この書き方で日記を継続して書いていくことができれば、自己分析が出来ると思います。
 
 
 
それでは最後に、冒頭に書いた
 
僕が日記の価値に気付いた話をします。
 
 
 
 
 
 
なぜ、最後にしたかと言うと、ここにも非常に重要なポイントがあるからです。はいじゃあ綴ります。
 
 
 
 
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僕は、旅をする時は
 
ブログ日記 を両方とも毎日書いていました。
 
 
「外向け」のブログと「内向け」の日記。
2つともがっつり書いていたので、1日に2時間くらいこれに費やしていました。
 
 
旅をしながらだったので相当な労力でした。
 
それも日本一周の時は、氷点下の極寒テントの中でガクブルしながらやってました。手が震えてペンやスマホはうまく持てないし、スマホの充電はすぐ切れるしで、めちゃんこ大変だったのを覚えています。
 
 
 
でも、そんなことをしていたおかげで、あることに気づきました。
 
 
 
それは
 
「外向き」のブログと、「内向き」の日記で書いている内容が全然違うこと。
 
 
 
この発見は「どうして無意識に書き出す言葉を変えているのだろう」という疑問に発展しました。
 
 
そして、その答えは、やはり、
 
 
人に見られるかどうかで書く内容を変えているから。
 
 
ということでした。
 
 
 
これに気付いてからは、日記で「なぜブログにはこう書かないのか」とかを徹底的に分析するようになりました。
 
その延長戦で、何をどう感じたか、なぜそう感じたかを、かなりの頻度で日記に書くようになり、その結果「日記を書く」ということに価値を感じるようになりました。
 
 
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ということなのですが、
 
ここから思ったことが2つ。最後のポイントです。
 
 
 
 
 
 
 
1、日記を書く時は「人に見られたらどうしよう」とかを気にせずに書くこと。
 
 
日記は自分の心の内をひたすらに書きなぐる場所です。逆に言えばここしか場所はありません。自分の拠り所になるくらい、ひたすら感情的に書きましょう。そうすることで、非常に自己分析につながります。
 
 
 
2、日記を書くことで素直になれる。
 
上記のように自分の本当に思っていることを文字に、それこそ可視化することで、自分の内なる声が明確になります。そうすると、改めて自分へのメッセージとして刺さります。これは発信の有無に関わらず、自分を自分で認めてあげることができるようになります。
 
 
 
 
 
 
 
もしかしたら、自分をコントロールできるようになるということは、自分に素直になるということなのかもしれません。
 
 
 
 
 
 
 
 
以上です。
 
 
 
 
 
 
実は、この先にも「何処で書くか」とか「感情をどこまで出すか」など、もっと日記を書く上での深いポイントがあったり、日記を書く以外の自己分析の有益なツールがあったりするんですが、ブログではここまで。
 
 
 詳しく聞きたい人はリアルで。
 
 
 
 
 
これからは、旅のレポートだけじゃなくて、こういう記事もちょっとずつ書いていこうと思います。
 
実は、こういう話のほうが得意だったりします。
 
 
 
ってことで
 
少しでも僕の経験が皆さんの助けになればと思います。
 
 
 
 
 
ぜひ、日記を書いてみてください。
 
自分の中で、思わぬ発見があると思いますよ。
 
 
 
 
つづく。

東京が冷たいのか あなたが冷たいのか[同じ空がどう見えるかは 心の角度次第だからver]

 
 

 
 
 
 
「東京って、都会すぎて、冷たくて、人が多くて汚くて。。」
 
って言う人、すごい多いじゃないですか。
 
 
 
 
僕はそうは思わないです。地方も海外も最高ですが。東京も最高だと思ってます。
 
 
 
 
 
今回の記事は
 
「東京なんて・・・」と嘆く方々に、こんな見方もあるんだよと新しい視点を持って欲しい。そして、東京に住む人に誇りを持って欲しいので、書きます。
 
 
 
 
 
 
 
 
1. まず、それは「東京」じゃない。
 
 
 
 
 
 
「東京って、都会すぎて、冷たくて、人が多くて汚くて。。」
 
まず、その東京は『東京』ではない。
 
 
 
 
 
都会すぎる東京。汚い東京。冷たい東京。そう聞いて思い浮かべるのは
 
 
 
「東京駅の駅前」とか
「山手線の満員電車の中」とか
「渋谷のセンター街」とか
「新宿の歌舞伎町」とか、だと思うんですよ。
 
 
 
 
少なくとも
 
「高尾山の山道」とか
「多摩川の河川敷」とか、ではないですよね。
 
 
 
つまり、東京の中でも「より都会なところ」にのみ焦点を絞って語られているんですよね。そういうところの「悪い部分」だけ抽出して語られている。
 
 
東京全体 ではないんですよ。
 
 
実際割とガチで論理的に考えるとおかしいですよね。渋谷の街が汚いから、東京が汚いとはならないはずです。確かに良くないところはあるかもしれないけれど、それだけで東京の全てを否定するのは、東京の良いところを見向きもしないのは、あまりにも可哀想です。
 
 
 
対人関係でもそうですが、第一印象で人を決めつけたり「あいつは◯◯をしたからもうダメだ」とか、決めつけることは良くないですよね。
 
 
 
 
みんな、東京をいじめないで!!
 
 
 
 
 
 
 
2. 僕が見た、東京の自然たち。
 
 
 
 
 
それじゃあ、どこが良いの!!!!!
 
本当に東京に自然なんてあるの!!あっても公園だけじゃないの!!!
 
 
 
 
さぁ、ヒステリックババアの登場です。これじゃあお嫁に行けません、
 
 
 
 
 
結論から言うと、そんなことないです。
マジでそんなことないです。
 
 
ってことで、僕が触れた東京の自然を、ちょっとだけ紹介します。
 
 
 
 
 
 
 
 
東京の自然たち紹介その1:新宿御苑
 
 
 
 
 
 

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ちょうど、1年前くらいの写真です。
 
 
ここ、新宿から電車で30分。とかじゃないです。
新宿駅南口から徒歩10分くらいです。
 
 
スーパー綺麗じゃないですか? しかも、人も少なくて最強に落ち着きます。めっちゃ広くて開放感もあります。見所はいくつもあって、スーパーデートスポットです。
 
 
 
 
 
 
 
東京の自然たち紹介その2:奥多摩
 
 
 
 

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もう何度も訪れている奥多摩
 
本当にエメラルドの水面です。夏は川で泳いでBBQ。もう2年連続でやってます。10mの飛び込みスポットも自分たちで発見したのでよく飛び込んでます。
 
 
空気も本当に綺麗で。駅前も登山客で賑わっていて。ただの自然が綺麗な観光名所です。東京の、冷たくて汚いと言われている面影が一つもありません。だってガソリンスタンドやコンビニが早く閉まって苦労するんですよ。電車が40分に1本くらいしか来ないんですよ。笑
 
 
さらに、ちょっと奥に行けば、奥多摩湖もあるし、もっともっと奥へ行けば有名な鍾乳洞もあります。
 
 
 
 
そして、もっともっともっともっと奥へ行けば、日本で一番高い山「雲取山」もあります。
 
ちょうど昨日、登山レポートをあげたので詳細はこちら。
 
 
 
 
 
 
奥多摩の可能性は無限大です。
いつか山籠りして未知なる山々を開拓したい。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
東京の自然たち紹介その3:多摩川
 
 
 

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多摩川の魅力を知っている人は少ないかなぁ。
 
 
ここは渋谷近辺の「二子玉川駅」というところから徒歩5分の多摩川です。
夕陽が無限に綺麗で、ランニングしてる人や、散歩してる人をみると、平和だなーってなります。
 
この時は、警備のおっちゃんと仲良くなってね。こっちが旅の話をしてたら「俺もロシアに一人旅行ったぞ!」とか言ってて楽しかった。
 
「この曜日とこの曜日に来れば俺はいるからまた話そうや!」って、こんな出会いが東京でもあるんですよ。
 
 
 
 
 
ちなみに、まんたまんズの活動で撮影した多摩川の写真はこちら
 
 
 
 

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東京だって、空は広いし、、清々しい気分になれるんですよ。
 
 
 
 
 
 
そんな感じで3つほど紹介しましたが、まだまだ自然はたくさんあります。例えば、僕の住んでいる吉祥寺にも、あの有名な「井の頭公園」があります。
 
 
 
その近くには「三鷹の森ジブリ美術館」もあります。
 
 
 
ちなみに、吉祥寺は 住みたい街ランキングNo.1 として有名ですが、地域でいうと西東京なんですよ。ギリギリ東京23区に入っていません。つまり、ここより西に行くとどんどん都会の喧騒から離れ、東京とは思えない地域が広がっていきます。
 
 
色んなところを訪れたことがありますが、無限に住みやすいですよ。神奈川にも、山梨にもアクセスしやすくなり、かつ、中央線で新宿や東京まで一本です。
 
吉祥寺より西に住もうと考えたことがあるでしょうか。中央線沿いは魅力的なところがたくさんありますよ。
 
 
 
 
 
 
 
3. 東京の3分の1は山です。
 
 
 
 
 
はい。
 
 
嘘だと思ったら、Googleマップを見てください。3分の1くらい「山」です。そうです。そこの左上の方、全部山梨じゃないです。そこ、東京です。現実を受け入れてください。
 
 
東京の西側は実際に訪れるとわかりますが、一気に冷え込みます。マジで空気が変わります。
 
高尾山とかもありますよね、頂上は無限に涼しいです。でもそれこそ奥多摩の方は、もっともっと標高も高く、もっともっと冷え込みます。冷え込みインフィニティ。
 
 
 
 
 
一時期流行った、こんな画像もネットから転載してきます。
 
 
 

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ほとんどの人が東京のことを、一部だけに焦点を当てて話しているんだなぁと、よくわかる図。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
4. 東京は、何でもあるんです。何でもできるんです。
 
 
 
 
 
 
 
1年半前に、日本一周から帰ってきた時に、素晴らしいと思ったんです。
 
沖縄以外の46都道府県を訪れて、綺麗なところも沢山行ったし、色んな人とも沢山話して、
そして、帰ってきてから、そう思いました。
 
 
 
 
 
奥多摩の大自然から、多摩川や、東京湾までもが、凝縮されていて
 
全世界にアクセスできる空港が2つも近くにあって
 
東京タワーやスカイツリーもあって、
 
都会ならではの夜景も綺麗で
 
原宿という、最先端のファッション街があって
 
浅草という、日本の文化を楽しめる場所があって
 
 
それでいて、渋谷や新宿という、最強に便利で、魅力的な人が集まる場所があって
 
どこでも電車が通っていてすぐに色々なところへアクセスできて、
 
最先端のものが流通していて、欲しいものは何でもすぐに買うことができて、
 
 
 
 
 
 
なんやねん!!!!ここは!!!
 
 
 
 
 
と、思いました。
 
( このころは正確には神奈川に住んでいたのですが、数日後に東京行った時にマジでビビった。。 )
 
 
 
 
海外や地方に旅に出て帰ってくると、確かに人の多さにウンザリもするんですが、その反面、良いところも際立って見えます。
 
 
なんでもある東京にビビって、プロアクションリプレイ使ってふしぎなアメ99個にしてる気分でした。ボーナスタイムやん。なんでもできるやん。って。
 
 
それと同時に、なんでもできるから甘えるんだろうな。悪いところを粗探しするんだろうな。とも思いました。隣の芝は青く見えるものですし、慣れって怖いです。
 
 
 
まぁとにかく、この瞬間に、僕は、自分が住んでいる神奈川を、そして東京を誇りに思いました。生活しやすいじゃんって。色んな人と会えるじゃんって。自分が好きなこと思う存分出来るじゃんって。
 
 
 
自分が住んでいるところくらいは自信を持って語れるようになろうと思って、それからというもの、なんでもかんでも、とにかく遠くに旅することは辞めて、近くのカフェや、隣の町を練り歩くようになりました。原点回帰インフィニティ。
 
 
 
 
 
 
5. 同じ空がどう見えるかは 心の角度次第だから
 
 
 
 
いろいろ考えた結果、これ なんだなと思いました。
 
 
つまりは、東京を冷たい、汚いと思うか、魅力的で便利だと思うかは自分次第ってことです。
 
ただし、東京は、どう捉えようとしても、なかなかメリットが考えられないような、どうしようもないところなんかではなく、捉え方次第では本当に素晴らしい環境であり、無限に可能性を秘めている地域なんだなと。
 
 
 
東京が冷たいなんてことはなく、もしかしたら、あなたが東京に対して冷たいだけなのかもしれません。クールに気取っててもいいけど、魅力的な東京はそこかしこに広がっています。同じ空がどう見えるかは心の角度次第なんです。中田ヤスタカさん、さらっと良い詞を書きますよね。笑
 
 
 
 
 
 
 
 
「渋谷の町はきたなくて」とか「あの地域は大学生がうるさくて」とかじゃなくて「こんなところもあるんだよ」とか「あそこがめちゃくちゃ綺麗だった!」とか、そういう言葉が東京を飛び交うようになれば、そのうちに、東京の魅力がどんどん広がっていく気がします。
 
 
地方の魅力も、海外の魅力も知っているからこそ、自分が住む「東京」に焦点を当てて書きました。少しでも、魅力が伝われば幸いです。ちなみに、何ヶ月か前から、東京の色んな所で日の出を見たり、朝活をしたりしているので、興味があれば連絡してください。毎朝早起きして色んなとこに行くのマジで人生の幸せ。極みの肉まん。
 
ぜひ、一緒に高尾山で日の出とか見ましょう。
 
 
 
 
 
僕はつけまはつけませんが、嫌いじゃないです。
 
どんなものも、心地よい角度で関わっていきたいものですね。
 
 
 
 
つづく。
 

《 標高2017m 》東京で一番高い山「雲取山」を登ってきた。

 
 
 
 
雲取山」を登ってきました。
 
 
 
 
 

 
 
 
 
皆さんご存知でしょうか?
 
標高2017m。東京の最西端であり、最高峰。
東京都、埼玉県、山梨県との県境に位置する山。
 
実は、こんな山が、東京に存在するんです。
 
 
 
ちょうど紅葉の時期ということもあって
高校時代からの友人と、ワクワクしながら雲取山、挑んできました。
 
 
 
今回は、そんな「雲取山」が一体どんな山なのか
 
そして、この登山で感じたことを、伝えていきたいと思います。
 
 
 
 
 
 
 
 
1. 雲取山は日帰りではちょっと厳しい
 
 
 
 
雲取山には、富士山と同じように、アタックポイントが幾つかあります。
僕らは比較的登山客の多い「鴨沢ルート」からアタックすることにしたのですが、、
 
 
まぁこのルートは、日帰りが厳しいと言われています。
 
 
僕らに「宿泊」という選択肢はなかったので、早起きをして頑張って日帰りをしよう。と、なりました。
 
 
 
 
 
 
 
ということで、深夜1時半に起きて原付で向かいました。
 
朝だと思えばいつでも朝になります。
 
 
 
 
 
 
 
2. 深夜の奥多摩は「霧」が立ち込めている!スタート手前から圧倒的奥地なんです。
 
 
 
 
ということで、超深夜から奥多摩へと原付を走らせたのですが、
奥多摩町に入ってから霧がやばい!!
 
 
 
原付で霧を味わったのは、これ以来。
 
 

itotl.hatenablog.com

 

 

まさか東京で霧が見えるとは。

 

幻想的な東京の夜を、相棒のスーパーカブとともに走らせました。

 

 
 

 

 

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JR青梅線の最西端・終着駅「奥多摩」へ到着。AM 4:00
 
スタート地点の鴨沢はここからバスで1時間ほどかかります。圧倒的奥地。。
 
 
 
 
 

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途中で山梨県に入りました。日の出前に山梨県に入ることなんてそうそうないです。
 
 
 
 
 
 
 
3. 「登山開始!」の前に、素敵な光景が目の前に
 
 
 
 
そして、鴨沢に着きました。
バスで来る方はここから登るのですが、バイクなので一般開放の駐車場へ。
 
着いたら、空が綺麗でした。
 
 
 
 

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厳密には、ここは山梨県でしたが、こんなにも東京の近くで、綺麗な夜空を見ることができるとは思いませんでした。この空が拝めるのは、日の出前に来た者の特権です。
 
 
 
 
 

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そして、登山開始です。
 
 
 
 
 
 
 
4. 雲取山で拝む「日の出」
 
 
 
 
 
竹藪の中を同じような坂道が続く、雲取山の1stステージ。体もあったまってきた頃に日の出。
 
 
 
 

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クオリティオブライフ を上げるシンプルな方法は
 
毎日、日の出を見ることだと思います。
 
 
 
 
 
 
 
5. 様々な顔を持つ「雲取山
 
 
 
 
 
2時間ほど歩くと竹ゾーンが終わり、景色が変わる。
 
 
 
 
 
 
 
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富士山が見える!
 
 
 
 
 

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なんかそれっぽい橋がある!
 
 
 
 

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持ってたリンゴでパシャり。
 
 
 
時間も9時をまわり、気温が上がってくる。
気持ちいい。こんなに気持ちいいとは思わなかった。
 
 
 
 

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また、ステージが変わり、謎の花が現れるゾーン。
 
こいつ、一緒に育ってきた花を枯らして咲くやつ。見た目もなんか魔法使ってきそうだし、レベル70の花と名付けた。
 
 
 ここまでで大体5時間くらい。それなりに歩いたぞ・・・。
 
 
その後、結構きつい坂道をひたすら登り続ける。
 
 
 
 
 
 
 
 
6. 標高2017m、ついに頂上へ・・・!
 
 
 
 
 

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それから1時間ほどで
 
 
ついに頂上が目の前!
 
 
 
 
 
 

 

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雲取山、登頂しました!
 
 
 
標高差1400m程度。
 
疲れました。いい運動だ。。
 
 
 
そして、めっちゃ綺麗!!
 
 
 
そして画像の通り、東京都、埼玉県、山梨県の県境が数m圏内にある。
これは頂上でしか味わえない楽しみ。。
 
 
頂上にいる登山客に「原付で日帰りで来ました」と言ったらものすごくビックリされました。
 
あぁ、登山家は帰りのバイクの寒さとか考えなくていいのか。いいなぁ。。。
 
 
 
2017mの頂上でカレーを食べて、太陽の光を浴びながら、2時間くらい昼寝をしました。
こんなに気持ちいい事ってあるの・・・?
 
 
 
 
 
 
 
 
7. 全力で下山。かなり体力を使いました。。。
 
 
 
 
 
あんまりゆっくりしていると、日が暮れてしまうので
 
ぼちぼち下りました。
 
 
 
 

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こんな道を登ってきました。

 

高速でくだります。。

 

 

 

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ここは1stステージと、2ndステージの間くらい。

 

 

 

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下山。友人は結構力尽きてました。
 
 
 
時間は 16:00ごろでした。
 
もう、日が暮れます。
 
日の出から日の入りまで、ずっと山にいました。
 
 
 
 
貴重な1日となりました。。。
 
 
 
 
 
 
 
 
8. 雲取山まとめ
 
 
 
 
 
============= 
 
所要時間
上り:7時間半
下り:4時間
 
標高:2017m
高低差:1400m程度
気温:最低気温2〜4℃
紅葉:無限に綺麗
 
登山客の多さ:ちょっと少なめ
難易度:ふつう
オススメ度:無限
 
============= 
 
 
 
 
体力に自信があり、ゆっくりせずに休まず行ければ、往復7時間程度で行けると思います。
これは結構時間かかってるほうだと思います。
 
 
けど、タイムアタックでなければ、 ゆっくりすることをお勧めします。
 
なぜなら、めっちゃみどころがあるから。
 
 
 
山頂付近には山荘もあるので、1泊2日で楽しむのも十分にありだと思います。
 
というか、それが普通だと思います。。
 
 
 
 
 
ということで、
疲れ切った状態で、原付をかっ飛ばして帰宅しました。
 
 
 
 
 
【 雲取山を登る際のワンポイントアドバイス 】
 
 
 
 
 
日帰りで帰りたいからって、
 
短時間睡眠で、深夜に原付で行かないこと。
 
 
 
 
登ってる時、無限に眠い。
眠いのは、疲れてるより辛い。
 
睡眠はしっかりとっていったほうがいい。
 
 
 
そして、
 
疲れ切った状態で乗る寒空の下のバイクは過酷です
 
 
帰り途中に焼肉食べ放題に駆け込み、エネルギーを補給したのですが、そしたら眠くなって、余計に辛くなりました。
 
 
始発で奥多摩へ行って、バスで「鴨沢」に行くことをオススメします。
 
 
 
 
 
 
以上。雲取山レポでした。
 
奥多摩の山々はまだまだ未開拓な領域なので、余裕のある時に冒険しに行きたいと思います。
 
 
 
つづく
 







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【北海道稚内市 宗谷岬】夏の終わりに日本の最北端で奇跡の再会を果たして「青春」と「安息」に触れました。やっぱり旅人っていいですよね。

 
 

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[ 北海道稚内市沿岸から。iphone5Sで撮影。 ]

 

 

8月27日〜9月2日の間、北海道に行ってきました。

その北海道の最北端にある「稚内」での出来事を、今回は記事にしたいと思います。

 

 

北海道への旅は、大学生になってから4回目です。めっちゃ惚れてます。

 

 

人生初の一人旅で北海道[2013/09/12]

itotl.hatenablog.com

 

原付日本一周で真冬に北海道上陸[2014/03/06] 

itotl.hatenablog.com

 

ママチャリで神奈川から北海道上陸[2014/08/13] 

itotl.hatenablog.com

 

懐かしい。今回は原付でもママチャリでもなく飛行機で行ってきました。

理由は「早く着くから」です。東京からママチャリだと最短でも5日。原付だと3日はないと厳しいので。

 

 

たまに勘違いされますが、空の旅大好きです。

 

飛行機が離陸して、雲を突き抜けていく瞬間。人間の営みが一望できる空からの眺めは、自分を「人間」という括りから取り払い、俯瞰的に「人間」を観察することができる。

いま自分が与えたい対象は「動物」ではなく、「地球」でもなく、「人間」であることも再認識できた。そんな有意義な時間を生み出すフライトは素晴らしいな。と常日頃思っています。

 
 
 
新千歳へ降り立ち、札幌から旭川旭川から稚内と、電車でひたすらに移動をしました。
 
札幌駅を発車した夕刻には、車内に座れないくらいサラリーマンやら学生がいたのに、旭川へ近づくにつれ、静かに人が降り去っていき、気づいたら車内に残されたのは20人程度。名も知れぬ圏外の駅を一つ一つ消化していった。
 
そんな光景を目の当たりにした翌日に乗った、旭川稚内のワンマン列車。
ひたすら林の中。のような世界をガンガン走る。ワンマン列車に乗客は10名弱。各駅で50駅近く、6時間ほど乗り続ける。
 
 
 

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ここが日本の最北端の駅。稚内駅です。
レールが途切れています。めっちゃ唆られる。
 
 
 
 
稚内には思い出があります。
 
 
 
ママチャリで神奈川県から日本最北端の地へ到達した1年前。感動と青春がありました。
 
今回は、この時お世話になった方へ会いに来たのと、最北端付近にあるライダーハウスに置き去りにしていった僕の相棒ママチャリと奇跡の再会を果たしに来ました。
 
 
 
 

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ここがそのライダーハウスです。

 

格安鮮魚とライダー休憩所 稚内「漁師の店」

https://sites.google.com/site/ryoushinomise/home

 

ライダーハウスとは、格安の旅人用の宿です。日本全国を自転車やバイクで旅している人が年齢問わず集まって、みんなで夜な夜な語ったり、バカみたいに酒を飲んだりします。大体は大広間で雑魚寝です。その感じがいいんだよね。

 
 
ここの左側の駐輪場に、店のお母さんに託して、ママチャリを置いてきました。まぁ、1年も経ってるから「無かったら無かったでいいや」と思っていました。でも、「そしたら寂しいな」と思っていました。
 
 
 

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「おまえ・・・。生きてたのか・・・・。」
 
 
ありました。1年ぶりの再会。マジで感動しました。
1年前に手放した時、この視点で泣きそうになったのがフラッシュバックしてきました。
 
 
聞くと、壊れないように、冬場は、店の方が車庫に入れてくれていたようです。
それも、ここに宿泊した旅人が、近くのセイコーマートや温泉へ向かう時に利用してくれていたようです。
 
めっちゃ嬉しかった。。
 
 
 

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1年前の感覚を思い出す。
相棒は、加速は遅いけど、トップスピードが超やばい。これで何度か、ロードバイクの旅人と並走していました。めっちゃキツかったけどね。
 
 
そんなこんなで相棒との再会を果たしたこの日は、お世話になった「漁師の店」に宿泊。ここ、マジでやばいんすよ。
 
 

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夜ご飯がウニ丼。
 
しかも、オーナーの漁師さんが朝獲ってきたウニ。超うまいよ。本当に。
 
 
 
 

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そして
 
夜は宴会!
 
(これは1年前の写真だけど、今年もこんな感じで人が集まってました!)
 
 
 
ここに集まっている旅人は、みんな「日本最北端の地 宗谷岬」を経由していく。
 
日本一周するためにきた人もいれば、フェリーで苫小牧まで来て電車で稚内に来て北海道を回る人もいる。また、僕のように最北端だけを目指してきた人もいる。
その手段だって、自転車・バイク・ヒッチハイク・18切符と色々あって、そもそもの旅する目的も「価値観を広げたい」「面白いことをしたい」「人生を変えたい」などなど、本当にみんな様々だ。
 
 
みんながみんな、それぞれの旅をするため、ここに集まってきている。
今までいろんな旅人に会ってきたけど、みんな違ったストーリーがある。
 
そんな物語の途中、この、「最北端の一歩手前」という区切りで、日本全国の旅人と話せる空間は、めちゃくちゃ貴重で、感慨深いものがある。
この漁師の店に宿泊するのも4回目だが、毎回、なんだか心地いい雰囲気が漂っている。ラストステージに相応しいような。安息地のような。
 
旅人っていいなぁ。と、ふと思うこの瞬間。
ここに来ている人たちは、みんな、心を笑わせながら話している。
 
 
たぶん、旅してる時も、こんな、少年のような、純粋な表情をしているのだろうなぁ。
 
みなさん、旅人を見かけた時は、ぜひ気軽に話しかけてやってください。結構な人が、未知との遭遇を期待しています「あなた」がその物語の1ページを作ってあげてください。
 
あとは、パンとかジュースとかあげると喜びます。笑
 
 
 
 
 

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次の日。
 
美味しいホッケ定食も出て、みんなで食べます。
そしてこれが集合写真。みんな、それぞれの目標に向かって旅立っていきます。皆さん、また、どこかで。
 
ここでは毎日、こうやって、旅人が循環しています。 
機会があれば行ってみてください。
 
 
ここのお店は「小さな旅」というNHKの番組にも取材されています。その時の映像が素晴らしく感動モノなんで、それはぜひ、こちらのお店で。
ちなみに、ウニ丼・ホッケ定食・夜の宴会費・宿泊代全込みで、2500円です。安すぎますよね。ほぼ赤字だそうです。オーナーさんが、チャリで旅する若者を助けたい一心で始めたこのお店。もう、感謝でしかないです。
 
 
 
 

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漁師の店⇆宗谷岬 (約70km)
70kmなんて、去年の2000kmに比べたら一瞬です。相棒にまたこの景色を見せられて良かったです。
 
 
店に戻り、挨拶をし、稚内を後にしました。ママチャリに別れを告げて。
 
相棒、また1年後、会いにくるよ。
 
 
 
 
 
 
 
 

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最北端に流れる風はすごく心地いいですよ。ぜひ皆さんも宗谷岬に行ってみてください。
 
Googleマップで日本の最北端にいる優越感を味わってみてください。天気が良ければ樺太サハリンが見えます。
そんな北の大地で、ぜひ、黄昏ることをお勧めします。きっと、素敵な出会いが待ってますよ。
 
 
つづく。

まんたまんズ合宿 in四万十川 メシがうまくて自然が美しい高知県を無限に堪能ときどきマンタ。

 
 

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すごい勢いで1ヶ月まえの出来事を更新。
 
8月17日〜21日にかけて、青春18切符を使って高知県に行ってきました。
 
青春18切符を使っての旅は人生初めてでした。大きなバックパックを背負って一眼レフを持った方が車内には溢れていて、18切符で旅をする人はこんなにも多いのかと驚きました。
 
 
ひとつ思ったのが、みんな電車のダイヤや、明日の予定をどうするかに夢中で、ひたすらにiphoneをいじっていて、目の前の車窓から見える素晴らしい景色に目を向けている人が少なかった。「いまこの瞬間を味わってほしいなぁ」と思いつつも、自分も1年半ほど前に「原付で日本一周」をした時は、旅のスケジュールに夢中だったのを思い出し、どこか懐かしさを感じました。
 
要するに「電車の旅も良いね」と思いました。
 
 
 
本題へ戻ります。
なぜ今回、高知に向かったのかを説明すると
 
まんたまんズ精鋭メンバーによる四万十川合宿があったからです。
 
 
 
 
 
 
と言って、伝わるくらいの知名度になってほしいなぁと思うのですが、頭の中が無限クエスチョンマークの方が圧倒的に多いと思うので、これを機に、僕が所属しているコミュニティ「まんたまんズ」について説明したいと思います。
 
 
 
 

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まんたまんズ
 
 
2014年10月に行われた伝説の企画
多摩川を24時間下り続ける「24時間マンタ」を皮切りに誕生したコミュニティ。
 
新規アクアスポーツ推進協会。メンバーは現在24人(?)
 
 
「娯楽という名の現代の大量消費に対するアンチテーゼ」を唱えるため、株式会社イガラシが製作した唯一無二のフロート「まんた」に乗り、ありのままの自然を感じ、地球を愛する。
活動内容は、川を下ること。それだけ。
 
メンバーは東大院生に慶応生から高校中退者やニートまで幅広くいるが、共通しているのは全員クリエイティブな才能を持った人であること。
というと、格好良く聞こえるが、ストレートに言えば全員キチガイ
 
活動写真を下記に何枚か載せておきます。
 
 

 

 

 

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なんか、こんな感じで
川下り以外にも面白いことがあったら色々やっています。
変な集団ですが、すごいおもしろいです。
 
 
※川下りで使用する「マンタ」は株式会社イガラシが販売しているアクアフロートです。川や流れの速いところでの使用は本来禁止されています。完全に自己責任で活動しています。良い子は真似しないでね。
 
 
このメンバー、別に、「ちょっと変わった人」を意図して集めたわけでもなく、自然と形成されていったコミュニティであるというのが、すごいなぁと思うんですよ。こういうところを掘っていくと組織における面白い法則が見つかる気がするけれど、それはまた、別でがっつり書けたらなと思う。
 
 
今回は、その「まんたまんズ」の強化合宿。
それを四万十川で行おうということで高知県にやって参りました。
 
 
 
 
それでは、3日間に渡る壮絶なマンタ合宿の全貌をご覧あれ。
 
 
 
 
 
1日目
 
 
 

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初日、というか0日目の夜は、メンバーの1人が以前にヒッチハイクで出会った方との縁で繋がった方の家にお世話になりました。つまり、直接的な関係はありませんでした。初対面で家に泊めていただきました。 食力自給率を上げるために自作農をして生活しているミュージシャンの方。
 
寛容すぎるでしょ・・・!感謝永遠に。。。でした。。。。
 
家には太鼓がたくさん。
アットホームな感じで盛り上がりました。
 
 
 
 

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一緒に海に行ってマンタしてきました。

あ、マンタに乗って遊ぶことを「マンタする」って言います。なんかごめんなさい。

 

波乗りマンタの練習をしてた。いつかサーファーと肩を並べてマンタでBIGWAVEを乗りこなすようになります。

 

お世話になったアーティストの潤一郎さんと別れて道の駅へ移動。美味しいご飯を食べました。

まったり自然を満喫したあとに、また別の場所へ移動。そう

 

 

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四万十川です!

 

 

感想

無限に流れがない。

 

 

 

マジで

無限に流れがないです。

 

 

無限に流れがないのにみんな2時間以上やってました。その間に、僕は一人でレンタカーを走らせてドライブをしていました。一人で山奥を爆走するのってイニシャルDみたいですごい楽しいです。原付もママチャリも楽しいけど車も絶対楽しい。あぁ、水曜どうでしょうの甘いもの対決やりたい。「無限日本」と銘打って47都道府県の美味しいお土産を無限にフードファイトする1ヶ月企画。3年後とかに投下しよう。一緒にこの旅したい人、今のうちからお腹を大きくしておいてね。マジで絶対やるから。

 

 

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一人でドライブしてたときに見つけた四万十川を横断できる無限に細い道。

こわすぎて渡れませんでした。。。。

 

 

 

 

この日は暗くなってきたので、マンタは終わり。

 

 

 

 

2日目

 

 

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前日の夜に「仁淀川」の側道まで来て車内泊をしていました。

起きて車を走らせるとこんな景色達がお出迎え。高知まじやばい。

 

 

 

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その後は「ひばり食堂」というドカ盛りのお店でご飯を食べて

「まだ東京で消耗してるの?」ブログで有名なイケダハヤトさんのご自宅にお邪魔させてもらいました。

まだ東京で消耗してるの?

 

まんたまんズメンバーの地球少年の繋がりで会うことができました。

高知の魅力や、今後の展望など様々なお話を聞かせていただきとても有意義な時間になりました。ご馳走になったアイスにお酒、おいしかったなぁ。

 

イケダハヤトさんが住むのは高知の山奥「嶺北地域」と呼ばれているところでして。ここ、素晴らしく綺麗な棚田があります。

 

 

 

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[ 画像:イケダハヤトさんのinstaglamより ]

 

 

地方の素晴らしすぎる現実を突き付けられました。こんな景色が毎日拝めるなんて地方に住むしかない。しかもここ町役場から車で10分程度でたどり着ける山奥。可能性は無限インフィニティ。刺激をいただきました。

 

 

 

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気づいたら夜になっていたのでスーパーで高知の美味しい食材を買ってBBQ。

からのお遍路のコースでもある寺で休憩して、その後に桂浜に向かい、車中泊をして夜を明かしました。

 

 

 

 

 

3日目(最終日)

 

 

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マンタ合宿 最終日です。

 

美しい桂浜で坂本龍馬像に挨拶をして記念館へ行きました。

 

 

歴史が好きな人は、ここ、絶対行ったほうがいいです。無限に学べます。

もし歴史にハマってしまったら、合わせて吉田松陰高杉晋作、そして松下村塾のある山口県の萩もお勧めします。

itotl.hatenablog.com

 

 

 

 

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海が本当に綺麗。

そんな中、清々しくドライブをして、仁淀川の上流付近へ戻ってきました。めっちゃ荒れてました。前日に無限に雨降ってたからすごいことに。めちゃくちゃ迷ったけど、命の危険を感じてマンタは断念。比較的落ち着いているところで遊んでました。

 

 

 

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少し奥に歩いて行くと、滝がありました。滝に打たれて修行したり、アブに刺されまくったり、とにかく本気で楽しかったです。

川で遊ぶってこういうことだと思います。まじで川遊びたのしすぎ。アブいすぎ。

 

 

 

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車内に入り込んだ20匹くらいのアブを撃退しながら高知市内へ戻ってきました。

有名な「ひろめ市場」にきました。

https://www.facebook.com/events/1484718478490660/

 

高知の名産が屋台形式で何十店舗もずらりと並んでいます。その中央に相席で座るフードコートのような客席。

ここは高知で一番のコミュニティスペースだと思います。東南アジアのような雰囲気がなんともたまらない。

 

もちろん、高知県は食が最強すぎるので本当にうまいです。

 

 

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高知県のカツオのたたきは訪れたら確実に食べて欲しい。

「こんなに美味しいの!?!?」ってなるから。絶対。まじで。

 

あと、有名なラーメン屋にも行ってお腹いっぱい。

高知駅前でMacbookを開いてみんなで呪怨みながらオールしてマンタ合宿は終了しました。

 

 

 

 

 

 

はい。以上です。どうだったでしょうか。

高知の魅力は伝わったと思います!ですが、見ていただいた通り、

 

マンタ全然やってません。高知県が無限に楽しすぎてマンタ全然できなかった。。。

強化合宿とは果たして何だったのでしょうか。しかし僕たちは地球を感じるというミッションは無限に達成したと思っています。結果オーライ。毎日がエブリディ。

 

 

実は、この次の日まで他のメンバーは高知県を堪能していたらしいです。僕は予定があったので18切符で東京へ帰ってしまいました。もう少し高知にいたかった。コンテンツが多すぎて、たった3日間では魅力を最大限に堪能できない高知県。やりたいことがたくさん残ったので次の訪問が楽しみでしょうがないです。

 

 

何はともあれ、まんたまんズ合宿はこんな感じで、無事に楽しく終わりました。ブログを見てくださった方に、高知県、まんたまんズ、そして地方や自然、地球の偉大さなどなど少しでも伝わるものがあればいいなと思います。

 

本当は、こんな記事で収まるほどの内容ではなく、書ききれていない面白い出来事や、色んな感動があったのですが、それを全て書きだしていると卒業論文100回分くらいになっちゃうので詳しく聞きたい方は個別に聞いてください。えっと、100回分は嘘ですね。ごめんなさい。

 

 

てな感じで皆さんも

 

ぜひ多摩川を24時間下りましょう。まんたまんズ一同お待ちしております。

 

 

 

 

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おわり。

"ROCK IN JAPAN FES 2015"で25万人に泣かされた話。音楽の力ってマジですごい。− 茨城県ひたちなか市

 

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日本最大のロックフェスティバル"ROCK IN JAPAN FES 2015"がありました。

僕は、8月8日(土)と9日(日)に参戦してきました。

 

rijfes.jp

 

中学生の頃に「おもしろフラッシュ倉庫」で「ラフメイカー」のフラッシュを見てからというもの、僕はBUMP OF CHICKENの大ファンなので、今回の最大の目的はそれでした。高校3年の7月7日に代々木のツアーに行ったきりだったので、正直、当たった瞬間の感動は忘れられません。倍率知らないけど。

 

ということで前日に、友人2人を引き連れて、神奈川県茅ヶ崎市から茨城県ひたちなか市までドライブして行きました。ちなみに、ヒッチハイクをしないという選択肢が非日常になっていたので新鮮でした。

 

 

"ROCK IN JAPAN FES 2015"の魅力を端的に説明するならば、出演アーティストが無限なことです。

 

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こんな感じです。いや、ヤバすぎるでしょほんとに。

タイムテーブルを見て貰えば分かる通り、それぞれのステージでLIVEが行われるわけですが、どこのステージに行くかめちゃくちゃ迷うのがロッキンの醍醐味。正直、全部行きたい。 

 

ということで、2日間堪能してきたので

特に印象に残ったことを書いていきます。

 

 

 

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8日(土) 10:00  in 国営ひたち海浜公園茨城県ひたちなか市

 

 

 

 

ロッキンはそれぞれのドラマをぶつけあうステージ − 渋谷陽一

5年でロックシーンは変わる。音楽の可能性。 

 

 

渋谷陽一さんという、ロッキン主催者の方が開会式で素晴らしいプレゼンをしていました。

「ROCK IN JAPAN FESで一番大きいステージはこのGRASS STAGE。アーティストはここを目指して、ある意味戦っている。ロッキンでは毎回ドラマがある。2010年のWING TENTのアーティストはこちら。」

 

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WING TENTに注目。

 

10:45〜 世界の終わり

11:55〜 ONE OK ROCK

13:05〜 [champagne]

 

これ、やばくないですか?

2015年では絶大な人気を誇る3アーティストが、2010年にはWING TENTという一番小さなステージ(と言っても3000人規模のステージですが。)で演奏をしていました。

アーティストだけでなく、ファン、そして日本のロックシーンにも可能性や希望が開けたこの事実。そうすると、2015年のWING TENTのアーティストにも目が向きますよね。渋谷さんさすが。

 

 

観客がこのプレゼンにどよめいて、ロッキンへの期待が高まった中

ついに、LIVEが始まった。

 

 

 

 

 「いろんな人がいます。 すべての楽しみ方、それが正解。どんな盛り上がりでもいい。みんなの正解を見せてほしい。正解を知っているのは君 」 − KREVA

 

〜 セットリスト 〜

1.イッサイガッサイ

2.OH YEAH

3.基準

4.挑め

5.ストロングスタイル

6.アグレッシ部

7.トランキライザー

8.カモレツ

9.ハバナ

10.NANANA

11.音色

 

ロッキン3日目 GRASS STAGEの一発目はKREVA。彼はロッキンに11回連続で出演している。11回ということは11年連続ということだ。数々のアーティストがいる中で、HIPHOPというジャンルでロックフェスに11年。すごすぎると思う。

 

そしてKREVAは本当に凄かった。何がすごいかってそのオーラ。その風貌から数多の経験をしてきたことを感じさせる。そして全身で音楽を、いや自分を表現していた。

 

そして彼はMCの時、言っていました。

「どこが盛り上がるかじゃない。誰が、どんな人が集まっているかなんだと思います。いろんな人がいます。すべての楽しみ方、それが正解。どんな盛り上がりでもいい。みんなの正解を見せてほしい。正解を知っているのは君 』

47都道府県ツアーでどこが一番盛り上がったか聞かれた時の話だそうです。

 

これを言われた時、胸がドクッと動くのを感じました。

 

瞬間で色々考えました。自分を振り返りました。みんなが右手を挙げていないことに気づいて手を降ろすこと。思い入れがある曲だからしんみり聞きたいのに、みんなが跳ねてるから跳ねること。LIVEだけじゃありません。恥ずかしくて路上の募金活動に協力できないこと。周りの友人の空気に合わせて好きなことが思い切りできないこと。

 

僕はあんまり空気を読まないし、わりかし好きなことを好きなようにやっている方だと思うんだけど、それでも人の目を気にして動けないこと。たまにあります。

 

けど、そうした抑止力が働いた行動って、自分の正解じゃない。世間一般の正解かもしれないけど、自分の中では不正解。それって何か、モヤモヤしっぱなし。KREVAはそれを再確認させてくれた。もしも、自分の確固たる信念がある行動なら、それは人に見せるといいと思う。自分の想いをぶつけるといいと思う。

 

KREVAマジでかっこ良かったなぁ。格好良さを極めた人間だと思った。

正直、今まであんまり聞いたことなくて、見るか迷ってたんだけど、本当に見れて良かった。これがロッキンの素晴らしいところ。

 

 

 

 

 

・自分の感情を音楽で表現することができるアーティストは天才的。「伝える」ということ。「伝わる」ということ。 − KANA-BOON

 

〜 セットリスト 〜

1.タイムアウト
2.LOL
3.ウォーリーヒーロー
4.ないものねだり
5.なんでもねだり
6.クラクション
7.盛者必衰の理、お断り
8.フルドライブ
9.ダイバー
10.スパイラル
11.シルエット

 

KANA-BOONのLIVEは、5月のGW中にあった"JAPAN JAM BEACH 2015"が初めてで、今回が2度目。『ないものねだり』がすごい流行っているけど他の曲も綺麗なロックで、僕は好きです。

 

そんなKANA-BOON。2013年のロッキン "WING TENT"にてGRASS STAGEに必ず立つと宣言していたそう。そして、今回GRASS STAGEに立った。その喜びを言葉にできずに、音楽で表現すると言って『シルエット』を披露。

その時の Vo.の谷口さんの表情がヤバかった。

 

数々の試練、そしてそれを乗り越えてきた喜び、未来に載せる今の想い。それらの感情が音楽という手段で観客に伝わっていた。確実に伝わっていたと思う。だって、あの瞬間、違う空気を感じた。スクリーンにアップで映る、全力で歌う姿に僕は泣きそうになった。

たぶん、あれが、KANA-BOONの伝えたいことだったのだろう。言葉で言い表せない素晴らしさを僕は感じた。自分を表現するということは、とても難しい。それを音楽で表現していた彼らは、天才的だと思った。そして何より、それが伝わっていた。「表現者」として、本当に素晴らしいと思った。

 

 

 

 

 

・熱気に包まれたGRASS STAGEの最前。あの空間では魂が生きていた。− MAN WITH A MISSION

 

〜 セットリスト 〜

1.Emotion

2.database

3.Dive

4.Get Off of My Way

5.out of control

6.seven deadly Sins

7.distance

8.evils fall

9.DANCE EVERYBODY

10.Smells Like Teen Spilit with KJ

11.FLY AGAIN

 

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BUMP OF CHICKENを最前で見るために、6時間前から前にいた。GRASS STAGEはMAXで6万人が入るステージ。その半分は確実に埋まるので、少なくとも3万人以上の前線に立たなければならない。ということで、前にいた。

BUMPの一つ前はMAN WITH A MISSION。これもめちゃくちゃ見たかったから丁度良かった。始まる時のアーティスト紹介が流れたその瞬間、後ろから押し寄せる人の波。空気が緊迫したものに変わった。何か来るぞ・・・。という雰囲気だった。

 

そして登場したマンウィズ。本当にオオカミ被ってるんだ。演奏が始まって、とにかくカッコ良かった。海外でウケる理由がわかる気がした。クリエイティブなロックといった感じだろうか。強気なリズム。カッコイイ。

 

マンウィズはファンがやばい。無限に熱狂的。全力で英詞を歌ってる。なんでこいつら英語歌えるんだ、って戸惑うくらい、みんな熱唱してる。すごい。そうやって俯瞰的に、ふと後ろを振り返った時、凄まじい熱気を感じた。3万人以上の人たちが自分の後ろで叫んでる。うわ。すげぇ。。また違った感動を覚えた。

 

なんだろう。音楽によって生命を吹き返したような。とにかく、3万人の魂が生きてるのを感じた。ノリに乗って、マンウィズはもっと盛り上げる。もっと盛り上がる。熱狂的なファンが飛び跳ねる。モッシュが起こる。暴れるファンに、倒れるファン。そんな感じで、ちょっと危ないこともあったけど、とにかく音楽の力ってすごい。そんなことを感じながら僕も全力で叫んで飛び跳ねてました。笑

 

 

 

 

 

 

「◯×△どれかなんて 正常か異常かなんて 確かめる間もないほど 生きるのは最高だ」− BUMP OF CHICKEN

 

〜セットリスト〜

1.天体観測

2.パレード

3.hello,world!

4.メーデー

5.ファイター

6.コロニー

7.カルマ

8.虹を待つ人

9.ray

 

 

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マンウィズが終わって40分間、空が暗くなりはじめる中、BUMPの登場を待っていた。アーティスト毎に変わるファンの空気。BUMPファンは、みんな、悟るように待っていた。実は、3年前の代々木ツアーも僕は最前でBUMPを見ている。あぁまた最前でBUMPを見れるのかぁ。贅沢だなぁ。

 

そして登場したBUMP OF CHICKEN。高校の頃を思い出す。あの時の感情が戻ってきた。いま本当に、BUMPが目の前にいる。

いつもは最後にやるのに『天体観測』からいきなり始まった。そしてセトリは新曲と定番曲。「今のBUMP」を象徴しているようなセトリだった。昔の曲も、今の曲も、みんなちがって、みんないい。と、僕は思う。ちなみに最近は『ベストピクチャー』にはまってます。

 

メーデー』を聴いている時、自然と涙がこぼれた。あの曲はずるい。だって、みんなで「メーデー!」って叫ぶんだもの。それも、みんなが目を輝かせて。すごかった。後ろを振り返った。みんな嬉しそうで楽しそう。BUMPも楽しそうだ。そして俺も、楽しんでる。

アンコールの『ray』でも歌われてる。「◯×△どれかなんて 正常か異常かなんて 確かめる間もないほど 生きるのは最高だ」本当にそうだ。人生は最高だ。これ以上の幸せは、ない。BUMPは個人的に好きすぎるから感想が長くなる。このくらいにしておこう。でも、本当にBUMP OF CHICKENというアーティストは素晴らしいよ。人として本当に素晴らしい。

 

 

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「運営のスタッフさんたち。出演アーティストさんたち。そして暑い中聞いてくれたみんな。そのすべてをつないでくれた、音楽へ、拍手。」

 

正確には覚えてないけど、vo.の藤くんがこんなことを言って、この日のロッキンは幕を閉じました。

 

 

 

 

 

 

 

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「うちのおかんが10歳の時に、原爆が落ちまして。おかんは疎開してたんで、こうやって無事に産まれて、the HIATUSができて……よかったと思います。やっぱり、平和なほうがいいですよね?」 − the HIATUS

 

 

〜セットリスト〜

1.The Ivy
2.The Flare
3.Storm Racers
4.Deerhounds
5.Silver Birch
6.Thirst
7.Unhurt
8.Lone Train Running
9.Insomnia
10.ベテルギウスの灯
11.紺碧の夜に

 

ここからは2日目です。昨日は深夜の2時にひたちなか市に住む友人に泊めてもらって1日目の感想を友人達と話し合いまくりました。そして案の定寝坊して車を爆走で走らせ会場へ向かいました。

 

この日は前日の疲労が思ったよりも大きくて、無理に回ってアーティストを見るのではなく、まったり「ロッキンというフェス全体を楽しもう」と思って辺りを練り歩いていた。チャットモンチーに9mm、Dragon Ash赤い公園、そしてでんぱ組を、テントブースで横になったり、寝起きで木陰で見たりしていた。天気のいい日に昼寝をして、起きたら9mmが目の前で演奏している。こんな幸せなことはあるだろうか。

 

そしてまったりしたあとに、僕が今日、しっかりと注目したいと思っていたのは「the HIATUS

 

ELLEGARDENの「supernova」を好きになった

高校3年の、あの頃から気になっていたアーティストだ。

 

僕はvo.の細美さんの雰囲気が好きだ。

あの人は、音楽を極めた人間だと思っている。極めたというのは歌のうまさとかの話じゃなくて、なんていうんだろう。"音楽の楽しみ方"を極めているような気がするんだよね。乱暴な言い方をするなら"音楽漬け"になっているような印象を受ける。どこかいきすぎてしまった怖さを感じるんだよね。

 

そんな彼が素晴らしくカッコイイ曲を何曲か披露した後に、MCで話したトーク。この日は8月9日でした。

 

 

「せっかくのお祭りだから、パーッと終われりゃいいんだけど、日本人として、8月9日っていう日は特別でさ。8月9日は何の日だか知っていますか?これ知らない人、日本人として恥ずかしいと思った方がいいよ。8月9日は、70年前に長崎に原爆が投下された日です。広島の14万人と長崎の8万人あわせたら…オレ計算苦手だからわかんねえわ。22万人か。このステージの客席には6万人入るらしいけど、オレたちの時はそんなにいねえだろうから、まあ、ここにいるのは4万人くらいか。ここにいる人たち全員が5回分、死んだのでもなく。命を落としたのでもなく。殺されたんだ。」

 

「うちのバンドには広島出身のミュージシャンがいます。」

 

ベースのウエノさんが語る

「うちのおかんが10歳の時に、原爆が落ちまして。おかんは疎開してたんで、こうやって無事に産まれて、the HIATUSができて……よかったと思います。やっぱり、平和なほうがいいですよね?」

 

そしてまた細美さん

「オレは、昨日とか、明日とかには興味が持てなくて、毎回、このステージが持てばいいと思ってやってんの。あれ!ナウシカの「谷まで持てばいい!」ってやつ。オレは未来のこととか考えられんから、このライブが終わったあとのこととかは考えられないんだけど、友達の子供とか見てるとさ、この子達にはもうちょっといい未来を残してやりたてえなって思うし、建前じゃなくて、言いたいことを本音で言い合える世の中になったらいいなって思います。そういう曲をやります」

 

 

またその次のMCでは

 

 

「オレたちは仕事したり、毎日戦ってるんだ。目の前の戦いで忙しいんだ。戦争なんてしてるヒマねえだろ。 」

 

「昨日、りょうちゃんに内緒でトシローとデートしてきたの。2人で国会前に行って、学生が話をしてるのを聞いてさ。大学3年生の学生がさ、正々堂々と実名を出して、自分の言葉で、自分の考えを話してるのを見て、グッときちゃったんだよね。…なんか、しんみりさせちゃったみたいでごめんなあ。ミュージシャンが政治的なこと言うんじゃねえって散々言われてきたよ。だから、そういうこと言うヤツらは、頼むから、一生そう言い続けてろよ。でも、もし行動したくてもあと一歩踏み出せない、っていうヤツがいたら、頼むから今年は力を貸してくれよ!」

 

 

 

 

僕はこのMCを聞いて本当に感動した。

 

それは、「細美さんが正論を言っていると思ったから」でもなく、「僕が安保法案に反対しているから」でもなく、この人は "1人の人間" として「思ったことを思ったままに」伝えているんだな。と気づいたからでした。つまり、本物のアーティストだ。そう思った。 

 

そこから響きだす音楽は、まるでその主張を悟るように 助長させるかのように綺麗に、心の中に染み込んできた。

アーティストって、表現者なんですよね。

この人は全力で「アーティスト」をやっていると思った。かっこよかったなぁ。細美武士。the HIATUS

 

 

 

 

 

 

 

「今 誰の代わりもいない君の 生まれた声を聞かせてよ どこにも代わりのいない君の 生まれた声で歌ってよ 消えないで 消さないで 君の声で」 − androp

 

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〜セットリスト〜

1.Voice

2.LIt 

3.star 

4.Bell 

5.One 

6.Yeah!Yeah!Yeah! 

7.MirrorDance

 

 

 

ロッキン最終日 LAKE STAGEの大トリを飾ったのはandrop

 

僕はandropを聞くと "JAPAN JAM BEACH 2015"で見た光景が目に浮かんでくる。彼らは観客との一体感が凄まじい。ちょっと感覚的な話をするとさ、どのアーティストも観客を巻き込んで楽しませるLIVEをしてると思うんだけど、andropって、その一体感の中に、幸せが何倍にも膨れ上がっている「魂のオーラ」みたいなものがあるんだよね。そして、一番思うのは、andropは、どこか「青春の匂い」がする。これ、わかってくれる人いるかなぁ。

 

今回のLIVEも、本当にそうでした。

"ROCK IN JAPAN FES 2015" LAKE STAGE 最後のアーティストandrop。他のステージでも最後のアーティストが本気で音楽を魅せているはず。一番大きなGRASS STAGEでは10-FEETが最高の演奏をしているらしい。人もすごい、けれどandropも人がすごい。もうロッキンでは、どのステージでも感動のドラマがある。

 

そしてVoiceから始まった。

この曲を聴いていて、また泣きそうになった。

自分の内側の純粋な心が、勝手に表に出てきて「これが人生だよ!」と感動して叫んでる。周りの観客も幸せそうな感極まった表情で、"あの右手"を高く上げて、サビを歌ってる。

 

「楽しい」と思えた。何を見ても、冷静になっても、周りを客観的に見ても「今、楽しい」と思えたんだよね。ちょっと考えてみて欲しい。意外かもしれないけれど、こんな状況ってあんまりないと思うんだよなぁ。

 

照明が、ステージから放たれる。何万人の拳の1メートルほど上を虹色の閃光が遥か後ろ暗闇の彼方まで放たれる。音楽と演出の調和が素晴らしい。アーティストと運営のコミュニケーションが完璧に取れているのだろう。人間の努力の産物だ。「日本人ってこんなに素敵な可能性を秘めているんだなぁ。」普段眺める 新宿行き満員電車の中央線 からは、想像もできないような日本人のエネルギー。すごいエネルギーだ。

 

 

 

このロッキンのステージで、4日間 25万人の魂がキラキラと輝いて生きていたんだね。

 

 

そう思った瞬間に、andropの音楽と、LAKE STAGEの観客たち、そして自分の感動の波に大きく包まれました。

 

 

 

 

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フェスが終わりました。

あぁ終わっちゃったのかぁという虚しさとともに、数々のアーティスト達の「音楽」から受けた 無限のモチベーション が心の中に充満していました。

 

このフェスが2日で2万円ちょっとって安すぎだろ。そう思いもしましたが、世の中にはそういうものってたくさんありますよね。世間が認知していないこの価値が残酷だけど事実。「どうにかして日本の音楽の価値を世間にもっと伝えたい。」そう思ったこの感情を忘れないようにしようと思いました。

 

 

 

 

ROCK IN JAPAN FES 2015 ありがとう。

 

 

 

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BUMPの最前で待っている時、仲良くなった女の子がミサンガをくれた。

こういう出会いがあるのもフェスの素晴らしさだと思う。

ありがとう。またBUMPの最前で会おう。

 

 

また来年も来よう。

来年はまた、違うドラマが待っているのだろう。

楽しみだ。

 

 

近くの温泉に入り、次の日の朝にまったりと、車を走らせ帰宅しましたとさ。

 

 

人生は最高だ。

音楽は最高だ。

 

 

つづく。

 

 

 

・MCなど、参考にさせてもらったサイト

the HIATUS | ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2015| クイックレポート | RO69(アールオーロック) - ロッキング・オンの音楽情報サイト

 

はてなブログに引っ越しました。毎日がエブリデイ。

 

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今までアメーバでブログを読んでくださっていた皆さん、ありがとうございました。

 

この度、アメーバブログを爆破して、はてなブログに大陸大移動することになりました。理由は、はてなブログのがいいと思ったからです。解散!

 

インターネットというのは素晴らしいもので、100記事以上ある僕のアメーバブログの記事が、全て問題なく大陸大移動されてしまいました。

原付日本一周の記事も、ママチャリ最北端の記事も全てこのはてなブログで見れます。

そう、このはてなブログならね。

 

今までは旅をした日のみ、日記形式で更新していましたが、「旅をしているというのは一体どこからなのか」など、思うところ無限にありまして「思ったことを思った時に」更新することにしました。要するに、日々の生活・人生そのものが旅だと思います。I`m traveler of the life!

 

ということで、僕の夏休み編は途中になりますが、終了します。

なぜなら、常に、僕の夏休みだからです。My summer vacation everyday!

 

これからも読んでくれると嬉しいです。

 

宮代健太