《 標高2017m 》東京で一番高い山「雲取山」を登ってきた。
「雲取山」を登ってきました。
昨日、東京の最西端に位置する雲取山(2017m)を登りました。 pic.twitter.com/IUdEeNh8JD
— kenta miyashiro (@cherryblossomos) 2015年11月4日
皆さんご存知でしょうか?
標高2017m。東京の最西端であり、最高峰。
東京都、埼玉県、山梨県との県境に位置する山。
実は、こんな山が、東京に存在するんです。
ちょうど紅葉の時期ということもあって
高校時代からの友人と、ワクワクしながら雲取山、挑んできました。
今回は、そんな「雲取山」が一体どんな山なのか
そして、この登山で感じたことを、伝えていきたいと思います。
1. 雲取山は日帰りではちょっと厳しい
雲取山には、富士山と同じように、アタックポイントが幾つかあります。
僕らは比較的登山客の多い「鴨沢ルート」からアタックすることにしたのですが、、
まぁこのルートは、日帰りが厳しいと言われています。
僕らに「宿泊」という選択肢はなかったので、早起きをして頑張って日帰りをしよう。と、なりました。
ということで、深夜1時半に起きて原付で向かいました。
朝だと思えばいつでも朝になります。
2. 深夜の奥多摩は「霧」が立ち込めている!スタート手前から圧倒的奥地なんです。
ということで、超深夜から奥多摩へと原付を走らせたのですが、
奥多摩町に入ってから霧がやばい!!
原付で霧を味わったのは、これ以来。
スタート地点の鴨沢はここからバスで1時間ほどかかります。圧倒的奥地。。
3. 「登山開始!」の前に、素敵な光景が目の前に
そして、鴨沢に着きました。
バスで来る方はここから登るのですが、バイクなので一般開放の駐車場へ。
着いたら、空が綺麗でした。
厳密には、ここは山梨県でしたが、こんなにも東京の近くで、綺麗な夜空を見ることができるとは思いませんでした。この空が拝めるのは、日の出前に来た者の特権です。
そして、登山開始です。
4. 雲取山で拝む「日の出」
竹藪の中を同じような坂道が続く、雲取山の1stステージ。体もあったまってきた頃に日の出。
クオリティオブライフ を上げるシンプルな方法は
毎日、日の出を見ることだと思います。
5. 様々な顔を持つ「雲取山」
2時間ほど歩くと竹ゾーンが終わり、景色が変わる。
富士山が見える!
なんかそれっぽい橋がある!
持ってたリンゴでパシャり。
時間も9時をまわり、気温が上がってくる。
気持ちいい。こんなに気持ちいいとは思わなかった。
また、ステージが変わり、謎の花が現れるゾーン。
こいつ、一緒に育ってきた花を枯らして咲くやつ。見た目もなんか魔法使ってきそうだし、レベル70の花と名付けた。
ここまでで大体5時間くらい。それなりに歩いたぞ・・・。
その後、結構きつい坂道をひたすら登り続ける。
6. 標高2017m、ついに頂上へ・・・!
それから1時間ほどで
ついに頂上が目の前!
雲取山、登頂しました!
標高差1400m程度。
疲れました。いい運動だ。。
そして、めっちゃ綺麗!!
そして画像の通り、東京都、埼玉県、山梨県の県境が数m圏内にある。
これは頂上でしか味わえない楽しみ。。
頂上にいる登山客に「原付で日帰りで来ました」と言ったらものすごくビックリされました。
あぁ、登山家は帰りのバイクの寒さとか考えなくていいのか。いいなぁ。。。
2017mの頂上でカレーを食べて、太陽の光を浴びながら、2時間くらい昼寝をしました。
こんなに気持ちいい事ってあるの・・・?
7. 全力で下山。かなり体力を使いました。。。
あんまりゆっくりしていると、日が暮れてしまうので
ぼちぼち下りました。
こんな道を登ってきました。
高速でくだります。。
ここは1stステージと、2ndステージの間くらい。
下山。友人は結構力尽きてました。
時間は 16:00ごろでした。
もう、日が暮れます。
日の出から日の入りまで、ずっと山にいました。
貴重な1日となりました。。。
8. 雲取山まとめ
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所要時間
上り:7時間半
下り:4時間
標高:2017m
高低差:1400m程度
気温:最低気温2〜4℃
紅葉:無限に綺麗
登山客の多さ:ちょっと少なめ
難易度:ふつう
オススメ度:無限
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体力に自信があり、ゆっくりせずに休まず行ければ、往復7時間程度で行けると思います。
これは結構時間かかってるほうだと思います。
けど、タイムアタックでなければ、 ゆっくりすることをお勧めします。
なぜなら、めっちゃみどころがあるから。
山頂付近には山荘もあるので、1泊2日で楽しむのも十分にありだと思います。
というか、それが普通だと思います。。
ということで、
疲れ切った状態で、原付をかっ飛ばして帰宅しました。
日帰りで帰りたいからって、
短時間睡眠で、深夜に原付で行かないこと。
登ってる時、無限に眠い。
眠いのは、疲れてるより辛い。
睡眠はしっかりとっていったほうがいい。
そして、
疲れ切った状態で乗る寒空の下のバイクは過酷です
帰り途中に焼肉食べ放題に駆け込み、エネルギーを補給したのですが、そしたら眠くなって、余計に辛くなりました。
始発で奥多摩へ行って、バスで「鴨沢」に行くことをオススメします。
以上。雲取山レポでした。
奥多摩の山々はまだまだ未開拓な領域なので、余裕のある時に冒険しに行きたいと思います。
つづく
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