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人生を表現し、人々に感動を

【就活生必見】究極の自己分析はシンプルに「◯◯をすること」である。

 

 

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「自己分析」
 
 
 
 
 
 
 
 
はぁ、嫌だなぁ。そう思う方はどれくらいいるでしょうか。
 
 
主に就活でぶち当たる壁。
そうじゃなくても、自分の分析が足りてないなぁと思うことってありますよね。
 
 
 
( 上の画像の本は朝井リョウさんの「何者」っていう小説です。自分が何者かわからない大学生がリアルに描かれていて、自分とリンクしすぎて心が痛くなる名作です。おすすめです。 )
 
 
 
 
 
そんな「自己分析」
皆さんものすごく難しいと思っていませんか?
 
 
 
 
 
 
 
全然そんなことないですよ!
 
 
 
 
はい。僕は全然そんなことないと思っています。というのも、ものすごくシンプルな方法で「自己分析」をしています。
 
 
 
それも「無限に楽しみながら」しています。
 
 
 
 
 
でもそれは、2時間ワークショップして「はい。自己分析終わり。」なんていう、短時間ですぐ出来る魔法みたいなものではなく、そもそもそんな安っぽいものじゃありません。
 
 
もっと時間をかけて、毎日毎日少しずつ行うものです。
 
 
 
 
 
 
 
はいじゃあそれはなんですか、というと。これです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「自己分析」において、僕が良いと思う方法、それは
 
 
 
 
 
 
 
「日記を書くこと」です。
 
 
 
 
 

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これ、マジでオススメします。
「日記」って誰でも存在は知っているのに、本気で書いてる人あんまりいないですよね。
 
 
逆に、「毎日、日記を書いてるよ!」という人を僕は本気で尊敬しています。
そのくらい価値があるものだと思っています。
 
 
 
僕が日記の価値に気づいたのは、2年前に日本一周をした時に「旅の日記を残そう」と思ってからでした。
 
 
 
 
以来、旅する時は必ずA5サイズのメモ帳に1〜2ページがっつり書いてます。また、半年ほど前からは時間がある時には、ほぼ毎日、日記を書くようにしています。
 
( なぜ、そこで価値に気付いたかは記事の最後の方に書いてあります。 )
 
 
 
 
 
 
 
そんな
 
 
 
「日記を書く」ことが、
 
自己分析」にどう活きるのか
 
 
 
 
 
 
がちめに書いたほうがいいと思うので、そのメリットをポイントごとに説明していきたいと思います。
 
 
 
 はい。
 
 
 
 
 
 《 日記を書くことによるメリット )
 
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1、頭の中で考えていることを可視化することが出来る。
 
 
 
まずはこれです。
 
頭で考えていることをまず書き出してみるということは、物凄く重要なステップです。
なぜなら人間は、自分のことを頭で分かったつもりでも、全然わかっていないからです。
 
 
今日会ったこと。今日感じたこと。
それを頭の中だけで記憶しておくのは、常人にはなかなか難しいですよね。
 
また、その事象から、何をどう感じたか。それを頭の中だけで深く考えるのも難しいです。
 
 
 
じゃあ、それを書き出しておけば、もし忘れてしまっても読み返せばいいし、
一つずつ丁寧に考えていけば、思考の整理にもつながります。
 
例えば、悩んでいることを書き出してみると、案外シンプルな解決策が見つかったり、今日感じたことを文字に起こしてみてはじめて自分のもつ価値観に気づいたり、良いこと尽くしです。はい。
 
 
 
 
 
2、過去を振り返ることで自分のパターンがわかる。
 
 
 
何日も日記を書いていると、「こういう時にはこういう感情が湧く」「こういう話をされると、すぐ感情的になる。イラっとする」など、自分の思考や行動のパターンがわかるようになります。
 
 
「あれ、こんな感じの日記、確か1週間前にも書いたなぁ。そういえばあの時も同じ人に会って、同じような話をしている。」
 
こんなふうに、過去の日記を振り返って分析することで、自分のパターンが掴めてきます。
 
 
「こんなヤツは嫌い」「こういう雰囲気が好き」「こういう環境だと自分を発揮できない」など、自分の好き嫌いや、強み弱みもわかるようになります。
 
 
継続していけばいくほど、その精度があがってきますし、パターンも感覚的にわかるようになってきます。これが最も自己分析になるポイントです。
 
 
 
 
 
 
3、自分という人間をマネジメントできるようになる。
 
 
 
 
2の結果、自分のパターンがわかるので
「こういう事があると、おそらくこうなるから、こうしよう」と、事前に準備をすることができます。
 
 
また、「こういう状況下だと、自分はイライラしてしまうから・・・」と過去の経験から自分を制御することができるようにもなります。
 
つまり、普段なら感情的になっている時に、理性を保って冷静に行動することができたりと、自分をコントロールできるようになります。自分をコントロールできないで、すぐ怒ったり、イライラしたり、欲求が抑えられなかったり、コレ、結構きついですよね。
 
 
日記を書き、自分のパターンがわかる。つまり、自己分析ができるようになると、自分がどんな人間なのかわかります。『自分のマーケティングデータがある』ってことです。そうすれば、どうマネジメントすればいいかもわかってきますよね。「この環境で力を発揮することができる」とか「こういう相手は苦手だからなるべく避けるとか」とか。ね。
 
これ、できるようになると、めっちゃ面白いですよ。
 
 
 
 
 
4、自己分析以外のメリット
 
 
 
日記を書くことには、実は自己分析以外のメリットもあります。
 
いくつかあるのですが、僕が大きいと思うのはコレ。
 
 
他人の悩みがある程度わかるようになる。
 
 
 
これは、自分が経験していることに限りますが、過去に自分が抱えていた悩みや新しい発見は、誰かと類似することも少なくありません。
 
 
もし、友人の人生相談に乗った時とかに自分の日記を振り返ってみてください。「この時、こうやって解決したのか」と分かれば、それをそのまま経験談としてアドバイスすることができます。意外にも、同じ解決策が使えたりします。もし見当違いでも、新たな課題を見つけるヒントにはなると思います。
 
 
 
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以上が「日記を書くこと」によるメリットだと思うものです。
 
どうですか?結構メリットありません?
全然むずかしくないです。日記を書くだけです。
 
それだけで、こんなに多くのものを得ることができます。
 
 
 
 
でも
 
「じゃあ日記を書いたほうがいいかな!」
 
 
と思っても
 
 
 
その日記を
 
「どう書けばいいのか」
 
 
が、わからない人が多いんじゃないかなと感じています。
 
日記だからなんでも自由に書いていいじゃんと言われればそうですが、それじゃあ自己分析にはなりにくいです。
 
 
 
 
 
なので、次に
 
 
 
「日記の書き方」について。シェアしたいと思います。
 
 
 
 
これ、結構重要です。
上記にあげたメリットも、この書き方をしっかり守っているかどうか、が肝になってきます。
 
 
 義務感でバーーーーッと書いていても、意味がないので注意してください。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
《 自己分析に活かすための「日記の書き方」 》
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1、主観で書く。感情的に書く。
 
 
 
 
めちゃくちゃ大事です。
 
 
 
なんだか、日記を書くというと
 
「今日は〜がありました。そのあとに〜がありました。明日はもっといい日になるよねハム太郎」「へけっ!」みたいので良いのかな。とか思われがちですが、これだと自己分析はしにくいです。だよねハム太郎?「うん。」ほらね。
 
 
その日に起こった事実だけでなく
その事実から「何をどう感じたのか」「そこから何を考えたのか」を書くこと。そして一番効果的なのは「なぜそう感じたのか」を徹底的に書くこと。
 
 
書けば書くほど、振り返った時に自己分析がしやすいですし、その瞬間にも自己分析をすることができます。ひたすら「なぜ?」を繰り返すことが自己分析のファーストステップです。
 
 
 
 
 
 
2、毎日書く。
 
 
 
はい。出ました。
もう言わなくてもわかりますよね。
 
継続は力なり。です。
 
 
継続力をあげるポイントとしては、自分の中でルールを決めること。
「この時間になったら絶対に書く!」「寝る前に絶対書く!」とか。
 
 
ただ、それができないことがあるので、僕は、暇があったらすぐ日記を書くようにしています。つまり、昼でも夜でも、所構わず記すようにしています。この習慣、結構大事かもしれません。ニッチタイムに日記を書くこと。
 
 
 
 
 
 
3、書くだけでなく、読み返す習慣をつける
 
 
 
本を読んだり、勉強をしても、復習をしないと知識の定着率は下がりますよね。
それと同じで定期的に読み返す習慣をつけること。
 
日記も書いただけでは、あまり効力は発揮しません。
読み返すことにめちゃくちゃ価値があるのが日記です。
 
 
ちなみに、読み返すの忘れてて、1ヶ月分とか読み返すと、めちゃくちゃ時間かかるので毎日、前日のを読み返すとか、週末に1年前のを読み返す時間を作るとか、何かと工夫が必要かもしれないです。
 
 
正直、読み返す前まではかなり面倒くさいんですが、読み返し始めると、ノスタルジックになったり、自分の書いた日記に感動したり、過去の自分から学べることがあったりと、お勧めです。楽しいです。
 
 
 
 
 
4、読み返して、気づいたことを、また書く。
 
 
 
3で振り返って気づいたことを、そのまま今日の日記にアップデートします。すると、日々の日記がブラッシュアップされていきますよね。素晴らしいサイクルが始まります。
 
これも感情ベースで書いていく。
「あの日に感じたことをまた感じた。こういう部分はあの頃と変わんないなぁ。」とか。
 
 このコツがつかめると、どうやって日記を書けばいいかもわかってきて「日記力」もあがってくる。
 
 
これを繰り返すことで、自分の思考パターン・行動パターンに共通点がどんどん出てきます。あとはそれをひたすらまた書く。そして振り返る。書く。振り返る。この繰り返しで自己分析が洗練されていきます。
 
 
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とりあえず、僕が日記を書く上で最低限気をつけているポイントを挙げました。
この書き方で日記を継続して書いていくことができれば、自己分析が出来ると思います。
 
 
 
それでは最後に、冒頭に書いた
 
僕が日記の価値に気付いた話をします。
 
 
 
 
 
 
なぜ、最後にしたかと言うと、ここにも非常に重要なポイントがあるからです。はいじゃあ綴ります。
 
 
 
 
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僕は、旅をする時は
 
ブログ日記 を両方とも毎日書いていました。
 
 
「外向け」のブログと「内向け」の日記。
2つともがっつり書いていたので、1日に2時間くらいこれに費やしていました。
 
 
旅をしながらだったので相当な労力でした。
 
それも日本一周の時は、氷点下の極寒テントの中でガクブルしながらやってました。手が震えてペンやスマホはうまく持てないし、スマホの充電はすぐ切れるしで、めちゃんこ大変だったのを覚えています。
 
 
 
でも、そんなことをしていたおかげで、あることに気づきました。
 
 
 
それは
 
「外向き」のブログと、「内向き」の日記で書いている内容が全然違うこと。
 
 
 
この発見は「どうして無意識に書き出す言葉を変えているのだろう」という疑問に発展しました。
 
 
そして、その答えは、やはり、
 
 
人に見られるかどうかで書く内容を変えているから。
 
 
ということでした。
 
 
 
これに気付いてからは、日記で「なぜブログにはこう書かないのか」とかを徹底的に分析するようになりました。
 
その延長戦で、何をどう感じたか、なぜそう感じたかを、かなりの頻度で日記に書くようになり、その結果「日記を書く」ということに価値を感じるようになりました。
 
 
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ということなのですが、
 
ここから思ったことが2つ。最後のポイントです。
 
 
 
 
 
 
 
1、日記を書く時は「人に見られたらどうしよう」とかを気にせずに書くこと。
 
 
日記は自分の心の内をひたすらに書きなぐる場所です。逆に言えばここしか場所はありません。自分の拠り所になるくらい、ひたすら感情的に書きましょう。そうすることで、非常に自己分析につながります。
 
 
 
2、日記を書くことで素直になれる。
 
上記のように自分の本当に思っていることを文字に、それこそ可視化することで、自分の内なる声が明確になります。そうすると、改めて自分へのメッセージとして刺さります。これは発信の有無に関わらず、自分を自分で認めてあげることができるようになります。
 
 
 
 
 
 
 
もしかしたら、自分をコントロールできるようになるということは、自分に素直になるということなのかもしれません。
 
 
 
 
 
 
 
 
以上です。
 
 
 
 
 
 
実は、この先にも「何処で書くか」とか「感情をどこまで出すか」など、もっと日記を書く上での深いポイントがあったり、日記を書く以外の自己分析の有益なツールがあったりするんですが、ブログではここまで。
 
 
 詳しく聞きたい人はリアルで。
 
 
 
 
 
これからは、旅のレポートだけじゃなくて、こういう記事もちょっとずつ書いていこうと思います。
 
実は、こういう話のほうが得意だったりします。
 
 
 
ってことで
 
少しでも僕の経験が皆さんの助けになればと思います。
 
 
 
 
 
ぜひ、日記を書いてみてください。
 
自分の中で、思わぬ発見があると思いますよ。
 
 
 
 
つづく。