I`m traveler of the life

人生を表現し、人々に感動を

人を信じ切るということは、自分を信じ切ることである。 − 東京都 武蔵野市

 

フィリピンから帰国して5日が経つ。無限ほど元気です。

 

向こうは30℃を越える灼熱の暑さだった。毎日半袖短パンだし、水を5リットル以上飲まないと気が済まないし、全身日焼けで大変なことになっていた。ところが、日本に帰ってくると素敵な極寒の世界が待っていて、なんとか身体が適応している最中に雪が降ったりと、いじめられている。いや、試されている。徐々に、日本に染まりつつあるこの頃である。

 

帰国してからというもの、朝起きるのがつらい。寒すぎる。なかなか身体が慣れてくれない。少し気を抜くと風邪を引くのだろう。というか今、風邪を引いている。あぁなんて自分は弱いのだろう。と思う。このまえ、圧倒的な体力を持つバジャウ族と遊んだせいか、余計にそう思う。

 

 

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「弱さ」というのがキーワードである。

 

 

最近は、自分の弱さや、人間の弱さについて向き合っている。僕は昔から好きなアーティストがいる。それは「BUMP OF CHICKEN」である。あの天体観測バンプである。

 

 

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僕は、彼らの音楽が好きだ。彼らの曲を聴くときは、なぜだか、たまらなく泣きそうになったり、たまらなく嬉しくなる。なぜだろう?と考えたとき、おそらく、彼らは自分の弱さに寄り添ってくれているからだろうと、思った。弱さを見せない人は多い。なぜなら多くの人は「カッコ悪い」と思っているからだ。しかし僕はそうは思わない。弱さを見せることは強さにつながると思っている。人間は、自分の弱さを認識したときに、きっと強くなれる。バンプオブチキン」とは意訳すると「弱者の反撃」になる。彼らは、人の弱さに寄り添ってくれる。だから好きだ。

 

 

飴玉の唄 BUMP OF CHICKEN

 

僕は君を 信じたから もう裏切られる事はない
だってもし裏切られても それが解らないから
どうか 君じゃなく ならないで

悲しい時 嬉しい時 どちらにしても ほら泣く
困るでしょうって更に泣く あんまり困らないよ
飴玉あげる 

 

 

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人の奥深くを信じ切ってあげること。そうすれば、もう誰にも裏切られることはない。なぜなら、裏切られているということが、わからないからだ。裏切られることがなければ、それはこわくもなんともない。そんな自分でいれば、いつかきっと、信じ切ってくれるはずである。10年後になるか、20年後になるかはわからない。そんな未来が来てくれれば、僕はそれでいいと思う。人を信じ切ること。そんな希望を信じきること。

 

 

 

人と向き合い続けることは、自分と向き合い続けることである。

 

 

自分に対して丁寧に生きること、労って優しく生きることが、大切である。ちょっとずつ負荷を与えてみる。つらそうな時はアフターケアをする。自分を丁寧に育成する。自分を飼いならす。そんな自分を管理してくれる「もう一人のボク」を作る。まだまだ自分をレベルアップすることができる。楽しみでしかない。

 

なにより素晴らしい思うのは、まだまだ人生が長いということである。

 

 

10年後の自分はどうなっているだろうか。収入や環境、ライフスタイルは今から設計することができる。ただし、10年後の自分が何を考えているかはわからない。一体なにを考えているのだろうか。全く見当もつかない。それがたのしい。果たして、どんな感動を味わっているだろうか。どんなものに生かされているだろうか。

 

 

 

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人生は最高である。

 

 

つづく。